朝日新聞社は、2023年4月1日より北海道エリアにおける夕刊の発行を休止すると発表しました。これは、新聞用紙をはじめとする原材料の価格高騰により、配達経費が増加していることが主な理由です。また、北海道では朝刊のみの購読を希望する読者が増加しており、デジタルサービスの利用者も拡大しているとのことです。
朝日新聞社は、夕刊を愛読していた読者に対し、理解とご協力を求めています。北海道エリアでの月額購読料は4000円(消費税込み)で、今後は朝刊のみの提供となります。夕刊で人気のあったコラムは朝刊に引き続き掲載され、さらに道内のニュースを深掘りする企画の拡充や、新たに「取材後記」を設けるなど、朝刊の内容を充実させる方針です。
デジタルサービスにも力を入れている朝日新聞社では、紙の新聞を購読する読者に対して、追加料金なしでカラーの「紙面ビューアー」を利用するオプションを提供しています。このサービスを利用することで、スマートフォンやタブレットを通じて、東京本社版の夕刊紙面を含む全国の紙面を閲覧することが可能です。詳細は朝日IDを通じて確認できます。
また、北海道在住者限定のキャンペーンも発表されています。
新規で「スタンダードコース」(月額1,980円)を購読された方には、お申し込み日から1カ月間の購読料金が無料となる特典が提供されます。このコースでは、有料記事が読み放題となるほか、スクラップ機能やプレゼント機能、編集者による注目ニュースのミニ解説など、便利なサービスを体験できます。
朝日新聞を宅配で購読中の方には、「キャンペーン・ダブルコース」がご用意されています。新聞購読料金に加えて月額500円(税込み)で、朝日新聞デジタルのサービスを利用できるお得なプランです。