世界的なメディア出版社であるコンデナストと国際的な報道の自由を守る組織であるジャーナリスト保護委員会（CPJ）は、ジャーナリストの自由と安全を促進するための新たなパートナーシップを発表しました。
この提携により、コンデナストは自社のプラットフォームとリソースを活用して、CPJの認知度向上と資金調達を支援します。具体的には、毎年5月3日にマークされる世界報道自由デーに関連したクリエイティブや広告サポートを提供することが含まれます。
コンデナストのCEO、ロジャー・リンチ氏は、「ジャーナリズムは世界中で圧力を受けています。私たちが運営するビジネスモデルから、報道の自由、安全性に至るまでです。ジャーナリスト保護委員会は、戦争や紛争の最前線で、ジャーナリストが安全に、恐れることなくニュースを報道できる権利のために戦っているという点で、非常に重要な組織です。コンデナストは長年CPJを支援してきましたが、今回の提携により、さらに関係を深めることができて嬉しく思います」と述べました。
このパートナーシップの開始を記念して、CPJはヴァニティ・フェア・オスカーパーティの出席者向けの資料にフィーチャーされます。このパーティは、アカデミー賞の授賞式に続く年次イベントで、今年で30周年を迎えます。さらに、CPJは年間を通じてコンデナストの他のイベントにも取り上げられる予定です。また、コンデナストは11月に開催されるCPJの年次国際報道自由賞ディナーにおいて、主要な参加者となる予定です。
CPJのCEO、ジョディ・ギンズバーグ氏は、「コンデナストは100年以上の歴史を持つ世界的に有名な出版社であり、第二次世界大戦中のヴォーグの報道から、1990年代のヴァニティ・フェアによるタバコ産業の暴露記事、中国の「再教育キャンプ」に関するニューヨーカーのエミー賞受賞バーチャルリアリティドキュメンタリーまで、力強いジャーナリズムを生み出してきました。ジャーナリストとジャーナリズムにとって重要な時期に、彼らとパートナーシップを結ぶことができて大変嬉しく思います」とコメントしています。
ジャーナリスト保護委員会（CPJ）は、世界中の報道の自由を促進する独立した非営利組織です。ジャーナリストが安全に、報復を恐れることなくニュースを報道できる権利を擁護します。CPJは国際的に活動し、ジャーナリストに対する脅威を文書化し、危険にさらされているジャーナリストへの財政的支援とアドバイスを提供し、報道の自由を守り、推進するための提言活動を行っています。CPJの資金は、全て税控除可能な寄付によって賄われています。
