X(Twitter)が無くなったらどうなる? ブラジルが体験したこと、米国がTikTokで体験するかもしれないこと【Media Innovation Weekly】9/9号

・ブラジルでXが遮断され、影響拡大中
・表現の自由と法律の対立が根本原因
・SNSの依存リスク、メディア戦略見直し必須

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X(Twitter)が無くなったらどうなる? ブラジルが体験したこと、米国がTikTokで体験するかもしれないこと【Media Innovation Weekly】9/9号

おはようございます。Media Innovationの土本です。今週の「Media Innovation Newsletter」をお届けします。

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今週のテーマ解説 X(Twitter)が無くなったらどうなる? ブラジルが体験したこと、米国がTikTokで体験するかもしれないこと

ブラジルでも人気ソーシャルメディアのX(旧Twitter)が突如遮断され、困惑が広がっています。ブラジルは2億人以上の人口を抱える巨大市場であり、Xにとっても月間2100万人以上のユーザーを擁する重要拠点でした。何が起こったのか見ていきましょう。

事の発端は、ブラジルの最高裁判事アレクサンドル・デ・モラエス氏とX側の対立にあります。モラエス判事は数か月前から、Xに対して極右ユーザーの投稿削除やアカウント停止を命じていました。これに対しXのオーナーであるイーロン・マスク氏が反発。さらにブラジルの法律で義務付けられている現地の法定代理人の任命も拒否したことで、事態が急展開しました。


《Manabu Tsuchimoto》

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Manabu Tsuchimoto

Manabu Tsuchimoto

デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの事業統括やM&Aなど。メディアについて語りたい方、相談事など気軽にメッセージください。

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