CData Software Japan合同会社と株式会社Shirofuneは、広告運用自動化ツール「Shirofune」のデータ連携技術において業務提携を開始しました。この提携により、Shirofuneにデータ連携ドライバー「CData Drivers」を組み込み、グローバルなSaaSとの連携を迅速に実現できるようになります。
CDataは、300種類以上のSaaSやデータベース用コネクタを提供しており、世界的なデータソリューションベンダー180社以上に活用されています。一方、Shirofune社は、北米やオーストラリアなどへの進出を図る中で、世界中で展開されているSaaSやEC計測ツールとの連携が求められていました。
Shirofuneは2024年9月にBigCommerceとのAPI連携を発表しており、本件がCData Drivers組み込みの第一弾となります。BigCommerceは世界150ヵ国以上で55,000以上のEC店舗が利用するEコマースプラットフォームです。
当初はShirofune英語版向けにBigCommerceとのAPI連携機能を開発しましたが、日本語版でも連携機能を提供することになりました。CData Driversの組み込みりより、少ない工数での開発が実現。API連携により、Shirofuneは海外展開を目指す日本法人や、BigCommerceを利用する海外クライアントを支援する日本の代理店のニーズに応えられるようになりました。
CData Driversの組み込みにより、Shirofuneは開発工数や運用・補修工数を大幅に削減し、連携できる計測ツールの数を効率的に増やすことが可能となっています。今後もShirofuneは、CData Driversとの製品連携を活かして様々なツールやプラットフォームとの連携を効率的に増やし、グローバル展開のスピードを加速させていく方針です。
今回の提携は、広告運用自動化ツールの分野で世界展開を目指すShirofuneにとって大きな前進となります。CDataの技術を活用することで、Shirofuneは世界中の多様なデータソースとの連携を実現し、ユーザーにより包括的な広告運用ソリューションを提供できるようになります。
広告業界のデジタル化が進む中、このような技術提携は広告運用の効率化とグローバル化を促進する重要な取り組みとなるでしょう。今後、両社の協力によってもたらされる新たなイノベーションや、広告運用自動化ツールの進化に注目が集まります。