グーグル「NotebookLM」は次のメディアになるのか? パブリッシャーも参加する新プログラム

・グーグルのAIノートブック「NotebookLM」がメディア企業と連携し新コンテンツモデルを実験中
・公開ノートブックは急速に拡大し、インタラクティブな知識体験を提供している
・今後の展開次第で、従来の受動的コンテンツ配信から革新的なメディアへ進化する可能性

テクノロジー AI
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グーグル「NotebookLM」は次のメディアになるのか? パブリッシャーも参加する新プログラム

グーグルが展開するAI搭載ノートブックサービス「NotebookLM」が、メディア企業との戦略的パートナーシップを拡大しています。同サービスは7月14日、世界各地の著名な作家、研究者、出版社、非営利団体と連携して「注目のノートブック」機能を開始したと発表しました。この動きは、既存メディアがAI時代における新たなコンテンツ配信モデルを模索する実験的な取り組みとして注目されます。

NotebookLMは、ユーザーが複数の資料をアップロードし、AIがそれらの内容を統合して分析・質問応答を行うサービスです。今回の「注目のノートブック」では、厳選されたコンテンツコレクションを通じて、専門的な知見へのアクセスを提供します。初期ラインナップには、ベストセラー作家エリック・トポル氏による長寿のアドバイスから、エコノミスト誌による2025年の予測分析まで、多岐にわたる内容が含まれています。

メディア企業のAI連携戦略


《Manabu Tsuchimoto》

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Manabu Tsuchimoto

Manabu Tsuchimoto

デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの事業統括やM&Aなど。メディアについて語りたい方、相談事など気軽にメッセージください。

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