ナレッジセンスは、法人向け生成AIサービス「ChatSense」の画像生成AI機能をアップデートし、生成された画像に自動で透かしを入れる機能を追加しました。
ChatSenseは、セキュリティを強化した形でChatGPTを利用できる法人向けサービスです。新機能により、管理者が設定をONにすると、組織内で生成されたすべての画像に、AIによって生成されたことを明示する小さな透かしが自動的に挿入されるようになります。管理者は設定を自由に解除できるため、組織のポリシーに合わせて柔軟な運用が可能です。

本機能は、法人が画像生成AIを利用する際のリスク低減の目的で追加されました。例えば、AIベンダーの利用規約で禁止されている「生成された画像を人間が作成したかのように偽ること」を、社内メンバーが誤って行ってしまうリスクを回避できます。
新機能はビジネスプラン以上の全ユーザーに提供されます。ChatSenseの初期費用は無料です。最低利用期間の縛りもないため、気軽に試すことができます。
ChatSenseは、東証プライム上場企業を含む大手企業など500社以上に導入されています。画像生成AI機能は以前から提供されていましたが、今回のアップデートでより安全な利用が可能になりました。

ナレッジセンスは今後も、企業のDXを加速し、あらゆる社員の生産性を向上させるためのサービス開発を続けていく方針です。AI技術の進化に伴い、企業がどのようにリスクを管理しながらAIを活用していくかが、今後ますます重要になってくると考えられます。ChatSenseのような法人向けAIサービスは、企業のAI活用を後押しするとともに、適切な利用を促進する役割も果たしていくでしょう。