南日本新聞社は、2025年2月1日に公式ホームページを「南日本新聞デジタル」として全面的にリニューアルすることを発表しました。
新サイト「南日本新聞デジタル」は、従来の公式サイト「373news.com」とデジタル会員向けサイト「373る」を統合したものです。コンセプトとして「すっきり、見やすく、快適に」を掲げ、シンプルなデザインへと刷新します。
リニューアル後は、最新ニュースやスポーツ速報、鹿児島の旬な話題のほか、温泉や食といった生活情報を充実させる予定です。ユーザーは、これらの多彩なコンテンツを通じて、鹿児島の日常をより深く楽しむことができるようになります。
鹿児島県を拠点とする南日本新聞社のウェブサイトは、1997年5月に開設され、2003年に「373news.com」としてリニューアルされました。また、有料会員向けの「373る」は2019年10月にサービスを開始しています。リニューアルでは、2サイトを統合することで、より使いやすいプラットフォームを構築します。
なお、新サイトでは、2月15日に開幕し5日間にわたって鹿児島県内を駆け巡る「県下一周市郡対抗駅伝競走大会」の速報も提供。12チームの順位情報も配信されるため、地域のスポーツファンにとっても貴重な情報源となると見られます。
今回の南日本新聞社の取り組みは、デジタル時代における地方紙の挑戦として注目されます。地域に密着した情報をより効果的に発信することで、読者との関係性を強化し、地域社会の発展に寄与するでしょう。
今後、「南日本新聞デジタル」が鹿児島県民にとってどのような役割を果たしていくのか、そしてデジタル化が進む中での地方紙の変革モデルとなっていくのか、注目が集まりそうです。