コンテンツデータマーケティング(CDM)は、同社が提供するID統合基盤「Uniikey」が、東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)の視聴者向け会員サービスにおける顧客ID統合基盤として採用されたことを発表しました。
1995年11月に開局したTOKYO MXは、2025年で開局30周年を迎えました。現在は「TOKYO MX1」と「TOKYO MX2」の2チャンネルを展開しています。
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TOKYO MXは視聴者の属性や趣味嗜好を把握し、運用や企業の意思決定に活用するための会員サービスを立ち上げ、ID統合基盤として「Uniikey」を採用しました。視聴者にIDを発行し、複数の番組やサイトのデータを横断的に運用・管理して属性の分析を行うことが可能になります。
同社は、より良い番組の制作やマーケティング、ECサイトの売上向上を図るために会員サービスを活用する考えです。視聴者データの活用により、ターゲットに合わせたコンテンツ提供や効果的な広告展開が期待されます。
「Uniikey」を開発・販売するCDMは、2020年に設立され、IDを活用したサービスを提供してきました。その実績と経験を基に、「One ID, All Service」をテーマとした汎用的かつ幅広い業種業態で活用できるID統合基盤を開発しました。
テレビ局による視聴者データの活用は、放送業界のデジタル化が進む中で注目されている取り組みの一つです。TOKYO MXの今回の施策は、視聴者との関係性強化やサービス向上につながる可能性があり、今後の展開が注目されます。