西日本新聞メディアラボとイジゲングループは3月5日、地場企業のDX支援を目的とした業務提携を発表しました。
西日本新聞メディアラボは、西日本新聞グループの制作プロダクションとして30年の歴史を持つ企業です。近年はデジタルコンテンツの制作やプロモーションにも注力し、地域企業の課題解決に向けた独自のデジタルマーケティング支援を展開しています。

一方、イジゲングループは「ポテンシャルクラウド」というサービスを通じて、企業の組織課題や強み・魅力を抽出するサーベイを提供しています。中小・中堅企業の人材定着やモチベーション向上といった課題に対して、人的資本経営のサポートを行ってきました。

今回の提携により、両社の強みを活かした地場企業向けのDX化支援が可能になります。イジゲングループが、企業の組織課題や強みなどを分析。西日本新聞メディアラボが、その解決策としてHPやPR動画などのデジタルコンテンツ制作、広告プロモーションを担当します。
さらに、両社は、西日本新聞グループや西日本フィナンシャルホールディングスグループの顧客網も活用し、幅広い企業のDX促進を後押しします。西日本新聞メディアラボとイジゲングループの強みをあわせることで、地域企業は組織力の向上と効果的な情報発信・ブランディングを同時に実現できるようになります。
西日本新聞メディアラボは、ポリシーとして、「デジタルコミュニケーションを起点に、地域社会へ新たな付加価値を提供する」を掲げており、今回の提携はその実現に向けたものと言えます。地域に根ざした企業のデジタル化支援の具体的な取り組みに、注目が集まりそうです。