西日本新聞メディアラボは、位置情報広告サービス「LocAD+(ロカドプラス)」の大幅アップデートを2024年12月18日に実施しました。LocAD+は、GPS情報の分析によりユーザーの行動履歴と属性を掛け合わせ、「商圏」×「性別」×「年代」のターゲットを指定した広告を配信するサービスです。2019年4月のサービス開始以来、累計約1,400件のプロモーション施策に活用されています。
今回のアップデートでは、新たに来店計測サービス「LocAD+ Visit」の提供を開始。店舗や地点内のWi-FiのSSIDリストを活用し、広告接触者のオフラインでの来店・来場を計測することが可能となりました。Wi-Fiで来店計測したユーザーと広告配信ユーザーのマッチ率から拡大類推値を算出することで、広告の効果を可視化します。
また、興味関心ターゲティングメニューの地点カテゴリーを刷新。月間2,600万UUに達する位置情報データから、独自の地点リストを作成しました。興味関心カテゴリーは40種類以上、地点カテゴリーは10種類となり、ターゲティング精度が向上しています。


さらに、ニュースアプリユーザー数No.1のSmartNewsをはじめとするニュース記事枠などに掲載されるインフィード広告枠の買い付けを強化。LocAD+経由で、SmartNewsトップ枠に広告が掲載できるようになりました。ほかにも、ビジネスや生活系アプリのインフィード広告枠に掲出されます。

加えて、TVerのCM動画制作サービスと広告配信のパッケージ商品の提供も開始しています。CM動画制作にAIを活用することでリーズナブルなサービスとし、TVCM素材を持っていない企業もTVer広告を利用しやすいように設計しました。
西日本新聞メディアラボは、地方の企業へデジタルを起点とした新しい価値を提供するため、東北・関東・中部・北陸・九州の各地域で豊富な情報網を持つ地方新聞社11紙と提携してサービスを提供しています。今後も、パートナー企業と連携しながら、よりターゲットエリアのリーチを補完、強化できるローカルマーケティングサービスとして拡充を図る方針です。
今回のアップデートにより、LocAD+はこれまで以上に精緻なエリアマーケティング施策の実現を支援し、企業の効果的なプロモーション活動に貢献していくことが期待されます。