「Claude」を開発するAnthropicは東京にアジア太平洋地域初となるオフィスを開設したと発表しました。
ダリオ・アモデイCEOは日本の高市総理大臣と会談し、AI安全性と評価に関する覚書に署名したことを明らかにしました。両者はAIモデルの能力やリスク評価の情報共有、国際的な共通評価基準の整備を進める予定です。
また、Anthropicは「広島AIプロセス・フレンズグループ」への参加や森美術館との文化的パートナーシップを拡大し、技術とアートの融合を促進しています。
Anthropicの経済指数によれば、日本は世界の上位25%に入り、AI技術の活用が高度かつ独自のアプローチで行われています。
日本法人代表の東條英俊氏は、「日本で見られる動向は、最も成功するAIの活用方法が人間の能力を代替するのではなく強化するものであるという私たちの信念を裏付けています。日本の企業は、AIが反復的な事務作業を担い、人間は最も得意とすること、つまり創造的な問題解決、繊細なコミュニケーション、信頼関係の構築に集中できるようにすべきだと理解しています」と述べました。
Anthropicのアジア太平洋地域の年間収益は前年の10倍以上に伸びているということです。



