Anthropic、著作権侵害訴訟で15億ドルの和解に合意・・・AIによる無断利用に初の和解

・Anthropicが著作権侵害を認め、15億ドルの和解に合意した
・海賊版書籍の無断利用に対し業界初の大規模賠償となる
・このケースはAIと創作者の権利バランスに影響を与える重要な事例

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Anthropic、著作権侵害訴訟で15億ドルの和解に合意・・・AIによる無断利用に初の和解

人工知能企業Anthropicが、作家らからの集団訴訟に対して15億ドル(約2,100億円)の和解金支払いに合意したことが判明しました。同社のAIチャットボット「Claude」の訓練に海賊版書籍を無断使用したとする著作権侵害への賠償として、作品あたり約3,000ドルが支払われる見通しです。

AI業界における大規模著作権訴訟としては初の和解成立となるこの事例は、生成AI企業と創作者間の権利バランスに新たな基準を示すものとして注目されています。

AI開発での無断利用に初の和解合意


《Manabu Tsuchimoto》

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Manabu Tsuchimoto

デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの事業統括やM&Aなど。メディアについて語りたい方、相談事など気軽にメッセージください。

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