英フューチャーの2025年度決算、減収減益も利益率維持・・・AI時代の収益機会とは?

・フューチャーの2025年決算は減収減益も利益率を維持し、AI時代の収益拡大に期待
・広告やブランド可視性をAI上で収益化し、新たなマネタイズモデルを模索中
・2026年は増収と利益率のさらなる向上を目指し、AIを活用した収益モデルを強化

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英フューチャーの2025年度決算、減収減益も利益率維持・・・AI時代の収益機会とは?
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英国の専門メディア大手Future plc(フューチャー)は12月4日、2025年9月期の通期決算を公表しました。売上高は前年比6%減の7億3,920万ポンドとなり、広告市況の不透明感や為替影響、事業クローズの影響を受けました。一方で、調整後営業利益率は28%と前年並みを確保し、収益性の高さを維持しました。

同社は、メディアの構造変化が加速する中でAI時代におけるブランドの重要性が一段と増していると強調。CEOのケビン・リー・イン氏は「AIへの過度な懸念は不要であり、むしろ新たな収益機会が拡大している」と述べ、生成AIモデル上での可視性や権威性を収益化する取り組みが既に始まっていると説明しました。

多彩なブランドを多様なプラットフォームを通じて展開するFuture

B2Cは堅調、Go.Compareは反動減、B2Bは依然厳しく

FY2025の売上高は7億3,920万ポンドで、前年比6%減(為替中立ベースで4%減)。オーガニックでは3%減でした。


《Manabu Tsuchimoto》

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デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの事業統括やM&Aなど。メディアについて語りたい方、相談事など気軽にメッセージください。

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