「ウォール・ストリート・ジャーナル」オピニオン欄を強化、サブスタックでも有料配信

・WSJが新ブランド「Free Expression」を2025年に開始し、多様な意見を発信する
・コンテンツは無料から有料へ移行予定で、ソーシャルやマルチメディアも強化
・他メディアと同様にサブスタックを利用し、広い読者層へのアプローチを拡大

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「ウォール・ストリート・ジャーナル」オピニオン欄を強化、サブスタックでも有料配信

ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が2025年12月15日、新しいオピニオンブランド「Free Expression」をローンチしました。 これはニュースレター形式で提供され、WSJの公式サイトとSubstack上の両方で配信されます(アクシオス)。

目的は従来の金融・ビジネス中心だったオピニオン領域を拡張し、より広い読者層にリーチすることです。Paul A. Gigot氏(WSJ編集ページ編集長)は、ビジネスや経済以外にも、生活、文化、政治を含む日常的なホットトピックについて議論する場として位置づけています。トランプ政権のもと、政治が大きなテーマになっている事にも呼応した動きと考えられます。


《Manabu Tsuchimoto》

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Manabu Tsuchimoto

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デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの事業統括やM&Aなど。メディアについて語りたい方、相談事など気軽にメッセージください。

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