朝日メディアラボベンチャーズは、運営する「朝日メディアラボベンチャーズ2号投資事業有限責任組合」(AMLV2号ファンド)の追加クローズを完了したと発表しました。今回の追加クローズにより、ファンド総額は従来の23億円から30.3億円へと拡大しています。
あわせて、スタートアップの成長およびIPO等のEXITまでの時間軸が長期化している状況を踏まえ、ファンド期間を2034年12月末まで延長しました。AMLV2号ファンドは2022年1月に組成され、シードからシリーズAを中心とした国内外のスタートアップを投資対象としています。
2026年5月末時点での投資実績は21社です。今回の追加クローズでは、既存LP投資家の追加出資に加え、新たに事業会社6社がLP投資家として参画しました。新規LPは高知新聞社、神戸新聞社、山陰中央新報社、山陽新聞社、信濃毎日新聞、福井新聞社の6社で、いずれも地方新聞社です。
これにより、AMLV2号ファンドのLP投資家は合計16社となりました。既存LPには朝日新聞社、名古屋テレビ・ベンチャーズ、ABCドリームベンチャーズ、rakumo、FUJIYAMA BRIDGE LAB、テレビ宮崎、中国新聞社、新潟日報社、朝日新聞出版、朝日エージェンシーが名を連ねており、メディア関連企業およびその投資子会社が中心の構成です。

朝日メディアラボベンチャーズは2017年に設立されたベンチャーキャピタルで、代表取締役は野澤博氏です。総額23.3億円の1号ファンドとAMLV2号ファンドの2本を運用しており、これまでに1号ファンドで国内27社・海外15社の計42社、2号ファンドで21社、累計63社への投資実績があります。
同社はLP各社との関係を通じて、投資先スタートアップと事業会社との接点形成や、LP各社における新規事業探索に資する情報共有にも取り組んでいるとしています。今回の追加クローズとファンド期間延長により、投資先の中長期的な企業価値向上に、より長い時間軸で伴走できるファンド運営を進めていく方針です。



