英メディア専門誌のPress Gazetteは9月10日、AIが生成または加工したコンテンツを公開前に検知するツール「Made by Humans」を発表しました。編集現場でのAI偽コンテンツ対策を目的に、パブリッシャーのコンテンツ管理システムに組み込める形で提供します(Press Gazette)。
Made by Humansは、Press Gazetteがこれまで偽の専門家によるAI生成コンテンツを暴く調査報道で使用してきた複数のAI検知技術を、単一のダッシュボードに統合したものです。開発はFlip-Payが担い、プラグイン形式でパブリッシャーのCMSに組み込むことができます。文章と画像の双方について、AIによる操作の兆候を検知し、編集者に警告を出す仕組みです。
検知をクリアしたコンテンツには「Human Made」バッジを付与できます。Press Gazetteはこのツールについて、あくまで編集判断を支援するものであり、人間の編集者による最終判断を代替するものではないと強調しています。ツールが提示するのは判断材料であり、公開の可否を決めるのは引き続き編集現場という位置付けです。

