ミンカブ・ジ・インフォノイドは2026年9月17日、完全子会社のライブドア全株式をSBIホールディングスを親会社とするSBIグループへ譲渡し、NTTデータ、SBIとの新たな資本・業務提携体制を構築すると発表しました。各取引の完了後、NTTデータは議決権の16.41%を保有する筆頭株主、SBIは8.04%を保有する第2位株主となる予定です(開示資料)。
ライブドア株式の譲渡価額は75億円の予定で、ミンカブが保有する1,099株、議決権所有割合100%を譲渡します。株式譲渡契約の締結は2026年11月中旬、臨時株主総会は12月初旬、譲渡実行は12月下旬を予定しており、同社株主総会の承認を条件としています(株式譲渡に関する開示)。
ライブドアは総合インターネットメディア事業を手がけ、2026年3月期の売上高は4,665百万円、営業利益は402百万円、当期純利益は449百万円でした。ミンカブは、ライブドアが連結売上高の約半分を占め、利益面でも一定の規模を有しているため、譲渡によりグループの売上高と利益は一時的に減少する見込みと説明しています。
一方で同社は、ライブドアの今後の成長にはより広範な事業基盤と継続的な成長投資が重要だと判断しました。SBIグループの顧客基盤、金融アセット、投資余力を活用することで、ライブドアの事業価値の最大化につなげる狙いです。
ミンカブ側では、譲渡で得る資金をグループの借入金全額返済に充当する予定です。財務の健全性を高めたうえで、金融データ・コンテンツ、AI・DXソリューション、個人投資家との接点を生かし、金融ソリューション事業へ経営資源を集中します。
三社間業務提携では、金融機関・金融事業者向けの業務高度化や営業支援AI、AIによるリサーチ・アナリスト業務の高度化、コールセンター・顧客サポート業務へのAI活用、投資教育、マーケティング支援などを共同で企画・開発します。金融データやメディアを活用した投資家向け情報提供、上場会社向けIR支援、Web3金融など次世代金融インフラの検討も対象に含めています。

