グーグル、欧州から「Google News」撤退を検討、真っ白な検索画面もテスト・・・EUの新著作権法を受け

EUが新たに制定を目指す著作権に関する規則と指令が、プラットフォーマーの間で反発を生んでいます。検索エンジンのような、パブリッシャーの著作物を利用するサービスに対して、著作権者が利用料を請求する権利を認めているためです。

ブルームバーグの報道によれば、グーグルで欧州地域等の公共政策を担当するJennifer Bernal氏は、新たな規則と指令を受けて「Google News」も撤退になるだろうと述べた上で、選択肢は数多くあり、仮にそうなるとしても法案を慎重に精査してからとなるとしました。

グーグルが世界で提供しているニュースのアグリゲーションサービス「Google News」

一方、2014年にEU加盟国でもあるスペインは、著作物を利用するアグリゲーターに対して利用料を請求できるようにする法改正を行っており、グーグルはこれに対応して「Google News」のスペイン版を閉鎖しています。これがパブリッシャーに対して却って打撃になるという声もありましたが、影響は少なかったとブルームバーグは伝えています。

また、法改正は検索エンジンにも影響すると見られています。SearchEngineLandは、パブリッシャーの著作物を利用しない、ほぼ空っぽの検索画面をグーグルがテストしているというリーク画像をスクープしています。

このような画面が現実化するかは不明で、数週間以内にも最終版を取りまとめると見られるEUに対するプレッシャーをかける意味も多分にあると考えられますが、ユーザーにとっても、パブリッシャーにとっても有益な結果には遠そうです。h

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Manabu Tsuchimoto
Manabu Tsuchimoto
デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。

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