Specteeと神戸市、災害時にAIを活用した多言語での情報発信を整備へ

株式会社Specteeは、神戸市が進める地域・行政課題をスタートアップ・ベンチャー企業とともに解決する国内自治体初の取り組み「Urban Innovation KOBE(アーバンイノベーション神戸)」における人工知能(AI)を活用して、災害が発生した際に災害情報や避難情報等を複数…

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Specteeと神戸市、災害時にAIを活用した多言語での情報発信を整備へ

株式会社Specteeは、神戸市が進める地域・行政課題をスタートアップ・ベンチャー企業とともに解決する国内自治体初の取り組み「Urban Innovation KOBE(アーバンイノベーション神戸)」における人工知能(AI)を活用して、災害が発生した際に災害情報や避難情報等を複数の言語でいち早く地域住民にテキストや音声で伝える「AI x自動読み上げで災害情報を多言語で発信!」プロジェクトに採択されました。

災害発生時、県や市区町村の職員が必ずしも庁舎に駆けつけられるとは限らず、職員自身も身の安全を守るため避難をしなければならない場合もあります。

Specteeでは、これまでAIを活用した災害情報や収集や解析、収集した情報から自動的にテキストを起こす技術や、AIアナウンサー「荒木ゆい」等のAIを活用した自動音声技術の開発を行ってきました。

今回、これまで培った技術結集し、災害情報の多言語自動配信・自動読み上げを「Urban Innovation KOBE(アーバンイノベーション神戸)」の中で開発・提供していきます。

Spectee 代表取締役の村上建治郎氏は「阪神大震災から24年経過した神戸で、市職員の皆様と本プロジェクトをスタートできることは大変意義深く思います。本プロジェクトは創業理念とマッチし、南三陸町で起きた悲劇を二度と起こさないため、災害大国日本で少しでも多くの人の命を守るためにも、この技術の開発に挑戦していきます」と話します。

《Nakashima Takeharu》

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Nakashima Takeharu

「佐賀経済新聞」編集長。県内で開催のアジア最大級の熱気球大会では広報・メディア対応とネットコミュニケーションを担当。

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