「デジタルメディアに挑戦する人々の学びの場」としてMedia Innovation Academyを開設いたしました。7月18日(木)にメディアの「マネタイズ」「運用」「新規事業」をテーマとしたイベントを開催いたします。

登壇者でもあるGlossom株式会社 取締役の小室 喬志 氏にメディアの「マネタイズ」「運用」「新規事業」についてお尋ねしました。

小室 喬志 氏のご経歴は下記の通りです。

2003年、成蹊大学経済学部を卒業後、株式会社寺島情報企画に入社し、キャリア公式モバイルサイトや自社アプリケーションの運営とプロモーションを担当する。
2013年よりSSP事業を立ち上げ、数多くのメディアのマネタイズやコンサルティングを行なう。
2015年に同事業を法人化し、株式会社ADFULLYを設立、代表取締役に就任。
2016年6月のGlossomによるADFULLY子会社化に伴い、Glossom入社。同年9月、執行役員に就任し、SSP事業を管掌。
2019年1月、Glossom株式会社 取締役に就任。

―――これまでの経歴と簡単に自己紹介をお願いします

小室喬志と申します。

現在は、グリーの100%子会社「Glossom株式会社(以下、Glossom)」で広告テクノロジー事業を担当しております。

以前は、メディア・コンテンツ側を担当しておりまして、「株式会社寺島情報企画」でキャリア公式モバイルサイトの運営や、スマートフォンアプリを提供しておりました。

広告テクノロジーと関わるきっかけは、株式会社寺島情報企画に在籍していた時でした。WEBやアプリメディアを展開する中で、新規事業として自社メディアをマネタイズするための「SSPアドフリくん」を開発し、「アドフリくん」を外販するタイミングでメディアリクルーティング兼コンサルティングの担当になりました。

その後サービスは順調に成長し、2015年にSSP「アドフリくん」をスピンアウトさせ、株式会社ADFULLYを立ち上げました。「アドフリくん」は比較的ゲームアプリに強いSSPなので、サービス拡大のため2016年にグリーグループで広告事業を行なうGlossomにM&Aで完全子会社化してもらい、2018年末にGlossomを存続会社として完全吸収合併させました。

―――現在、携わられているお仕事について教えてください

Glossomは広告代理事業、アドテクノロジー事業、デジタルマーケティング事業を行なっているのですが、私はアドテクノロジー事業を管掌しております。

Glossomはプロダクトが豊富でして、DSP、アドネットワーク、SSPなど、デマンドとサプライ両面のプロダクトを揃えており、お客様のあらゆるニーズにお応えできます。

また、直近の大きなミッションがグリーシナジーの最大化です。親会社のグリーが大きな広告主・広告メディアでもあるので、グリーグループが展開する各種メディアの横串機能として、アドテクノロジーの提供・広告予算運用・広告マネタイズ運用・グリーグループの各種メディアデータを活かした商品企画などを行なっております。

―――なぜその仕事に携わることになったのでしょうか

寺島情報企画時代にSSP事業の営業担当としてアサインされた事がきっかけでした。

当時は、まさか会社を立ち上げて、さらにグリーグループにM&Aされるとは思いませんでしたが、貴重な経験をさせてもらいました。

―――その仕事の魅力はなんですか

ベンチャー時代とは比べものにならないほど大きな資本の中で、より大きな事業に取り組めている事・より多くのお客様に影響を与える事ができる環境にいるという事です。

また、数多いアドテク企業の中で、「グリー」という特色を活かしてサービス開発・提供できるという点も魅力に感じます。

―――メディアが果たすべき役割についてどう思いますか

メディアが果たすべき役割については、当然、影響力を持つ上ではなるべく「良い影響」を読者に与え続けることに尽きると思いますが、アドテクノロジー事業を展開する立場としてメディアに対して果たすべき役割とするならば、広告主が伝えたいストーリーを然るべきタイミング、そして然るべき形でメディアの読者に伝える「最良の手段」であることだと考えています。

―――メディアのマネタイズ方法についてご意見を聞かせてください

当社は主に広告マネタイズに関わるサービスを提供していますが、メディアの中を良く見ると、「インプレッション」以外に商品となるものはたくさん眠っていると考えています。

例えば、メディアに集まるユーザーを「インプレッション」という切り口で見れば、そのインプレッションをアドテクでマネタイズしていくだけですが、「エンゲージメント」と捉えそれを商品にすれば、アドネットワークよりも効果的なタイアップ記事コンテンツとなります。

また、日頃行なっているメディアグロースやマネタイズの「ノウハウ」を商品として捉えると、メディアのマネタイズ運用代行やSNS運用代行でマネタイズをする事も可能だと考えており、実はメディアって商品にできるものはたくさんあったりします。

Glossomはそういった観点でメディアと接し、悩みを解決するソリューションを提供しています。

―――メディアの未来はどうなっていくと思いますか

現状でもプログラマティックだけではマネタイズの限界が来ているため、上に書いた通り様々なものを商品化し、メディアの価値を再定義する必要があると考えています。

また、アドテクノロジーの観点でいうと、単にeCPMだけを上げていくのではなく、然るべきタイミングに然るべき形で広告主のストーリーをユーザーに届ける最適な手段であるべきだと考えています。

TVCMやラジオCMには、感動したり思い出に残ったりする広告が数多くある一方で、スマートフォン広告でそのような広告があるかというと、そんなにないなぁと悲しくなります。むしろ邪魔と思われる広告の方が多いのではないでしょうか。

今後5Gが普及して、よりリッチなクリエイティブやアイディアがアドテクで実現できるようになると思いますので、ユーザーに「面白い!」と言ってもらえるような広告フォーマットや企画を提供して、スマホ広告のイメージを一新していく責務があると考えています。

―――イベントにいらっしゃる方々へのメッセージをお願いします

まさかの18社登壇というかなり贅沢なイベントになっておりますので、ものすごく得るものは大きいのではと思います。

私自身も皆さんに何かプラスになるものを提供できればと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします!

Media Innovation Academy #1 業界TOPリーダー18名が集結!メディアの「マネタイズ」「運用」「新規事業」研究会

株式会社イードが運営するMedia Innovation が、「デジタルメディアに挑戦する人々の学びの場」としてMedia Innovation Academyを開設いたしました。リアルな交流、協業が生まれることを目的としており、オンライン、オフライン合わせたコミュニティを形成していきます。

今回のイベントは下記18社の方々に5分ほどプレゼンいただき、その後、メディアの「マネタイズ」「新規事業」「運用」をテーマに、座談会を実施いたします。

アドテクノロジー、テレビ・雑誌・新聞のデジタルメディア、メディア業界のオープンイノベーション、メディア担当者が知っておくべきマーケティングのテクノロジー、ブロックチェーンなどの新規ビジネス、メディア起点の横展開、顧客データを活用したメディアビジネス、海外メディアの動向、カテゴリー特化のバーティカルメディア、インフルエンサービジネス、メディアが行うオンラインサロン、メディア業界の再編ファンド、など、盛り沢山の内容でお送りいたします。

■概要
日時 2019年7月18日 (木) 19:00 – 22:00
会場 Speee Lounge:〒106-0032 東京都港区六本木4-1-4 黒崎ビル4階
  (東京メトロ日比谷線、都営大江戸線六本木駅、4a、6番出口から徒歩7分)
主催 株式会社イード/ 株式会社メディアインキュベート

■スケジュール
18:30 開場
19:00 開演、主催者挨拶
19:05 各登壇者からプレゼンテーション(18社)
20:30 パネルディスカッション
21:15 懇親会(軽食とドリンクを用意します)
22:00 終了

チケットはPeatixで販売中です