デジタルマーケティングのFLUX、2.0億円を調達…広告収益の最大化・広告出稿の効率化を目指す

株式会社FLUXは、DNX Ventures、Archetype Ventures、有安伸宏氏のほか複数の個人投資家及び事業会社へのJ-KISS型新株予約権の発行により、合計2.0億円の資金調達を実施したことを発表しました。今回の調達は同社にとって初めての外部資金調達となります。

FLUXの既存事業であるウェブメディア向けSaaS「FLUX Header Bidding Solution」は、1ユーザー毎に広告入札を最適化することにより、ウェブメディアの広告収益ポテンシャルを最大化するシステム。1月の正式リリース後、わずか10ヵ月で国内市場シェアトップクラスとなり、契約ドメイン数は100以上にのぼります。今後の飛躍的な市場拡大を見込み、今回の資金調達で開発/カスタマーサクセスの強化を目指すとしています。

HeaderBiddingSolution

また、FLUXではcookieに依存しない独自の識別子を使い、既存事業で得られるビッグデータを大量に収集/分析しており、そのデータを利用して購買における各ユーザーのLTV(顧客生涯価値)を推定する「FLUX LTV Analytics」を開発中です。このプロダクトにより、分析したLTVセグメントや解約見込み率に応じたマーケティングコミュニケーションの出し分けや、高LTVの見込みユーザーをターゲティングした広告出稿などが可能になります。調達した資金は、 この新プロダクトの開発促進にも充当していくとのことです。

LTV Analytics

引受先からのコメント

DNX Ventures マネージングディレクター 倉林陽氏

DNX Venturesとしてこれまでも注力してきたデジタルマーケティング領域で、新たな注目のスタートアップへの投資が実現できたことを大変嬉しく思っています。深い業界知見と高い技術力を持つFLUXのチームが、既に圧倒的な初期トラクションを実現しているHeader Bidding Solutionに加え、拡大するスマートデータ社会における革新的なソリューションを創り出していく事を期待しています。

Archetype Ventures マネージングパートナー 福井俊平氏

デジタルマーケティングを考える上でIDの重要性が非常に大きくなる一方で、GDPRやITPなどの影響でCookieに依存したトラッキングは難しい時代になっています。FLUXがもつ高い技術力とユニークなポジショニングによって、既存事業であるHeader Biddingの急成長もさることながら、その先に有る大量のデータを活用したソリューションは、そんな時代に対する一つの大きな解になると信じており、非常に期待しています。

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