カンファレンスをオンラインで実施するためには? Spliceがノウハウを公開

オンラインイベント「Splice Low-Res」を開催したアジア圏最大級のメディアスタートアップ・カンファレンスであるSpliceは、イベント開催後に事後レポートを公開。どのようにしてイベントをオーガナイズしたのか解説しています。 記事によると、オンラインイベント開催…

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カンファレンスをオンラインで実施するためには? Spliceがノウハウを公開

オンラインイベント「Splice Low-Res」を開催したアジア圏最大級のメディアスタートアップ・カンファレンスであるSpliceは、イベント開催後に事後レポートを公開。どのようにしてイベントをオーガナイズしたのか解説しています。

記事によると、オンラインイベント開催に当たり最も大切なことは「何を必要としているか」を見極めることだといいます。コミュニティを重要視しているSpliceにとって参加者の登録は必須でした。

メールの登録者数はシンプルな数字の問題ではなく、特定のターゲットにリーチできているかをとくに注視しています。万が一ターゲットにリーチできていなくても、継続的にオンラインイベントを実施していくにあたり、メールアドレスを活用して繋がりを保つことは重要です。

さらに、今回のイベントにおいて彼らが必要(Essential)・あると良い(Nice to have)・不必要(Not essential)と考えた項目について説明しています。

まず彼らにとって必要不可欠であったのが、ブランド構築、参加者の登録、Q&A、コミュニティ・エンゲージメント、マルチソース・インプット、ビデオ・アーカイブの6つです。

ブランド構築では、明確なゴールを設定し将来のイベントに向けてテンプレート化することが重要です。さらに、参加者の登録によりメールアドレスを収集、次回のイベントに活用します。Q&Aでイベント中の質問応える際は、質問やコメントをビデオ・フィードに写して、アーカイブに取り組むことが大切です。

イベント後は、プレゼンテーション資料を配布し、1対1でコミュニケーションを心がけることが、コミュニティ・エンゲージメントには重要としています。さらに、YouTubeやその他の動画サイトへイベントの様子をアップすることで、アーカイブする事も大切です。

さらに必須ではないが、あると良いもの(Nice to have)として、複数のプラットフォーム、KPIを挙げています。

ちなみに開催されたイベントのアーカイブはこちらに公開されています。

※この記事はSpliceに掲載されたものを参考にしています。

《Maho Nishida》

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