米商務省、TikTokとWeChatを20日以降に利用禁止へ…アプリストアからも削除

米商務省は、トランプ大統領が8月6日に署名した大統領令に基づいて、スマホアプリのTikTokとWeChatに関連する取引を9月20日以降禁止すると発表しました。

メディア その他
<p>Photo Illustration by Drew Angerer/Getty Images</p>

米商務省は、トランプ大統領が8月6日に署名した大統領令に基づいて、スマホアプリのTikTokとWeChatに関連する取引を9月20日以降禁止すると発表しました。App Store、Google Playからの削除などを通じて、両アプリへのアクセスを遮断します。米国は、中国共産党がこれらのアプリを用いて国家安全保障、外交政策、経済などの面で米国に脅威を与えていると指摘しています。

声明ではTikTokとWeChatは、ネットワーク状況、位置情報、閲覧と検索履歴などユーザーから膨大なデータを収拾していて、それぞれが中国の民間と軍が一体となった活動に積極的に参加していて、中国共産党の諜報機関の強制協力の対象となっていると指摘。これらの組み合わせによって、米国でTikTokとWeChatが利用される事は米国の安全保障にとって許容できないリスクになっていると述べています。


《Manabu Tsuchimoto》

関連タグ

Manabu Tsuchimoto

Manabu Tsuchimoto

デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの業務全般に携わっています。

特集