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媒体を超えた立体化を推進、ソトコトオンライン北野編集長・・・メディア業界2021年の展望(18)

新型コロナウイルスによって平時と全く異なる一年となった2020年。みなさんにとってはいかがだったでしょうか? そして2021年に向けてどのような事を取り組んでいくのでしょうか? 今年もMedia Innovationで大変お世話になった皆様に今年の振り返りと来年への展望をお聞きました。「メディア業界2021年の展望」全ての記事を読む。

「社会や環境がよくなって、そしておもしろい」をテーマにしたSDGsマガジン「ソトコト」とそのオンライン版「sotokoto online」(ソトコトオンライン)を発行/運営する株式会社sotokoto onlineの取締役 オンライン編集長の北野博俊氏にメディア業界の2020年の振り返りと2021年への展望を聞きました。

北野博俊
株式会社sotokoto online 取締役 オンライン編集長

2020年はメディア業界にとってどのような年だったでしょうか?

コロナという国内だけでなく地球全体で考えないと行けない課題に直面したことから外部環境が激変し、メディアというより事業そのものや方針自体を考え直す年だったと思います。ユーザーはもとより運営側の環境も大きく変わり、これまでのやり方を変えざるを得なかった運営者も多かったのではないでしょうか。そもそもの事業としてそしてメディアとして何をユーザーに提供していくべきなのか、提供価値は何なのか、そして、コミュニケーションの方法自体を見つめ直さざるを得なくなった年だと思います。

これからのメディアに求められること、直面する課題はどういったことでしょうか?

メディアのポリシーをより明確化して、その上で何を伝えるのかという、当たり前のことをよりブラッシュアップしていくことが求められるかと思います。2020年はこれまで以上に雑誌が廃刊・休刊になり、その分以上にwebメディアは増えていると認識しています。また、メディアをTwitter、Instagramなどの領域まで対象とするならば、誰でも作れるものがより増えていくことにもなります。

雑誌などの紙媒体はページ数も決まるので、より濃い内容を作れる反面、部数は思うようには伸びず、Webをプラットフォームとした媒体は、誰でも書けるがゆえにライトなものが乱立していく状態です。そのような環境下においてユーザーから選んでもらうためには、メディアとして目指す世界は何で、提供価値は何なのかをより明確にする必要があると考えています。

2021年に取り組みたいと考えていることはどういったことでしょうか?

2021年は、これまで以上に立体化を加速させたいと考えています。紙メディアからオンラインメディアが始まり、そしてオンラインサロンも運営しています。伝えたいことは取り組み全体で同じで、それぞれの特性に合わせた展開をしています。そうすることで、伝播する範囲も変わり、伝えきれなかったことも伝えられて、また、届けられなかった方々にも伝えたいことを伝えられるようになります。各メディア・取り組みはあくまで手段ですので、伝えたいことをいろいろな手段を通じて多くの方に届けられて、多くの方のこれから何かやりたい、という気持ちに対して様々な形で背中を押し、そして伴走していきたいと考えています。

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Manabu Tsuchimoto
Manabu Tsuchimoto
デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。

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