3月1日、PQメディアは2020年のメディアコンテンツとテクノロジーへの個人支出が世界全体で6.1%成長して2兆1,200億ドルとなったことを発表しました。背景にはパンデミックに伴うロックダウンにより、家で楽しめるデジタルエンターテイメントの需要増があるとみられています。また、オーディオサブスクリプションが40%増加で最も成長したコンテンツとなったほか、1人あたりの個人支出では日本が平均1,486ドルで世界一であることも報告されています。
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躍進するメディアコンテンツ市場
2020年の新型コロナウイルスによるパンデミックは世界経済に大打撃を与えた一方で、デジタルメディアに対する個人支出の増加率は、前年2019年の3.8%から6.1%へ大幅な成長を遂げました。ロックダウンの影響による新作映画の減少で従来の映画やビデオ分野が大きく落ち込むことになりましたが、この落ち込みがなければこの10年で最大のメディア支出成長となっていたようです。