Taboola、ロイヤリティ機能を提供…読者のロイヤリティレベルでおすすめコンテンツ出し分けが可能に

コンテンツレコメンド機能を提供するTaboolaは、パブリッシャーに提供しているセグメンテーション機能、パーソナライズ機能として、読者のロイヤリティレベルに基づいておすすめコンテンツを出し分けできる機能の提供を開始すると発表しました。

Taboola(タブーラ)は、ディープラーニングとオープンウェブ上でのユーザーのコンテンツ消費パターンによる膨大なデータセットを活用したプラットフォームと製品群を提供する、イスラエル発の米国企業です。広告主は、新しいメッセージ、製品、サービスをターゲット層が最も受け入れやすいタイミングでリーチすることが可能です。

パーソナライズされたオススメ記事や広告を表示するTaboolaフィード(Taboola プレスリリースより)

新たに提供する機能は、パーソナライズ機能、セグメンテーション機能で利用できる「ロイヤリティ機能」です。ディープラーニングとAIをベースに独自に開発した「ロイヤリティスコア」が含まれ、これはサイト訪問頻度、訪問ページ数、直近の訪問時期などの属性に基づいて分類される読者セグメントに割り当てられます。

具体的には、フライバイリーダー(アクセス頻度が低く、ページ閲覧数が最も少ない読者)、ロイヤルリーダー(サイトとの親和性が高く、ページ閲覧数が最も多い読者)、カジュアルリーダー(その中間にある読者)などのセグメントに分類できます。読者体験をロイヤリティレベルに基づいてパーソナライズし、各セグメントで「最も大きな意義を持つもの」に特化でき、読者エンゲージメントと収益性を最適化できるとのことです。

たとえば、フライバイリーダーがアクセスする記事ページのみ、記事プレビューと「続きを読む」ボタンを使用したコンパクトな構成にすることが可能です。他のオススメ記事や広告などを「続きを読む」ボタン下に配置し、読者の目に多くの選択肢を提供することができます。

また、ロイヤリティの高い読者だけを対象にパブリッシャーサイトのサブスクリプションやニュースレター配信登録に対する特典を提供することができます。ウェブ上の同領域は、ロイヤリティの低い読者層に向け、他の目的で活用することが可能です。

米国の大規模なニュース配信事業者はすでに、フライバイリーダーに対して表示されるサイトコンテンツを調整することで、デスクトップでは18%、モバイルでは10%のRPM増加を達成しているとのことです。

同社の創業者 兼 CEOのアダム・シンゴルダ(Adam Singolda)氏は、「パブリッシャーは、各々の読者に最適なサービスを提供するためにコンテンツを適応させて、読者が望むものに常に合わせていく必要があります。また、パブリッシャーは読者とのより深い繋がりを望んでいます。弊社が提供するロイヤリティ機能により、パブリッシャーはその目的を達成するための強力な手法を手に入れることができます。」とコメントしています。

「ロイヤリティ」という新たなセグメントが加わり、コンテンツがパーソナライズされることで、読者にとってアクセスしやすい選択肢が増え、結果的には広告やサブスクでの収益を増加させる効果が期待できそうです。

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