Outbrain、パーソナライズされたフィード広告体験を強化するアップデートを発表・・・新たな品質指標を提供

オープンウェブ向けレコメンデーションプラットフォームのリーディングカンパニーであるOutbrainが、「同社の歴史の中で最も重要なアルゴリズムアップデートの1つ」であるQualityRating™を発表しました。

Outbrainは、ニューヨークに本社をおき、55ヵ国で事業を展開するグローバル企業です。現在、Outbrainを利用する7,000以上のウェブサイト、アプリ、デバイス上のコンテンツを通じて10億人以上のユーザーが同社のレコメンデーションフィードを体験しているといいます。

QualityRatingは、Outbrainの既存のアルゴリズムに組み込まれ、コンテンツとの出会いのきっかけとなるパーソナライズされたフィード体験を強化するものです。人工知能(AI)と機械学習により、同社が配信するすべての広告は、リアルタイムにその品質を評価されるようになり、Outbrainの品質ガイドラインを導入した広告主は、プラットフォーム上でのパフォーマンスが向上し、配信数の増加や、より多様なオーディエンスへのリーチが可能になると期待できるとのことです。

Outbrainの共同CEO兼共同設立者であるYaron Galai氏は、「メディアオーナーは、自社のコンテンツを高い品質で維持するために努力をしていますが、今回広告主に対してQualityRatingを展開することで、広告主に強力なROASを提供すると同時に、読者に対しても最高のユーザー体験を提供することができるようになるのです」と述べています。

また、Outbrain社のレコメンデーション技術責任者であるAndraz Tori氏は、「毎分10億件以上のデータイベントを分析してきた当社のコンテキストとエンゲージメントに関する深い理解とQualityRatingを組み合わせることで、よりパワフルでパーソナライズされたフィード体験を実現することができる」とし、これにより消費者の好みに最も適した新しいレコメンドを表示することができるようになると展望を述べています。

Outbrainは、2021年後半からQualityRatingのテストを段階的に開始、2022年には本格的に展開し、消費者にとって意味のあるレコメンデーションを提供していくとしています。

2,779ファンいいね
226フォロワーフォロー
2,470フォロワーフォロー

【12月6日更新】メディアのサブスクリプションを学ぶための記事まとめ

デジタルメディアの生き残りを賭けた戦略の中で世界的に注目を集めているサブスクリプション。月額の有料購読をしてもらい、会員IDを軸に読者との長期的な関係を構築。ウェブのコンテンツだけでなく、ポッドキャストやニュースレター、オンライン/オフラインのイベント事業などメディアの立体的なビジネスモデルをサブスクリプションを中核に組み立てていく流れもあります。

最新ニュース

関連記事