9月20日、ピュー・リサーチ・センター(Pew Research Center)は2021年度の米国におけるSNSニュース消費調査の結果を報告しました。
SNSは、誤情報やフェイクニュースの温床となっているとして批判が高まっており、その実態には注目が集まります。今回の調査では、SNSをニュースソースとして利用するユーザーの割合のほか、SNSごとのユーザーの特徴なども明らかにされています。
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Facebookの存在感は薄れ始める
ピュー・リサーチ・センターによって行われた今回の調査は、米国人のSNS上のニュース利用状況を調査する目的で11,178人を対象に行われました。
その報告によれば、SNSでニュースを「時々」もしくは「よく」利用する米国人は半数弱の48%であることがわかりました。これは2020年から5%減少しているものの、SNSは人々がニュースを知る場として依然大きな役割を果たしていると言えます。