現地時間22日、フェイスブックは公式ブログを更新し、アップルが6月に実施したiOSアップデートによるプライバシーポリシー変更が広告事業にどのような影響を与えているかを事業者向けに報告しています。
今年4月、アップルはiOS14.5へのアップデートで、 広告のターゲティングなどに用いられる端末固有のID IFDA(Identifier for Advertisers)の取得にユーザーからのオプトインを必須とする変更を実施しました。オプトインするユーザーが少ないと想定されることから、企業の広告への悪影響が懸念されており、特にフェイスブックは「中小企業に著しい損害を与える」として実装前から非難してきました。
実際、モバイルアプリを分析する米FLURRYの調査によれば、「全世界における全てのアプリのオプトイン率」はOSアップデート実施日の4月25日時点で11%、9月6日時点で21%となっています。
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