現地時間12日、米ツイッターは、音声ライブ機能「スペース(Spaces)」で活動するクリエイターを支援するプログラム「スパーク・プログラム(Spark Program)」を開始することを発表しました。
スペースは、Twitterアプリ上でClubhouseに似た音声ライブを開催できる機能です。同社は今回、「ソーシャル・オーディオの才能を発掘し、彼らがTwitter上でスペースを成功させるのを支援すること」を目的としてスパーク・プログラムを開始。現在、参加者を募集しています。
スパーク・プログラムには、既にスペースで音声ライブをホストしているユーザーだけでなく、他のソーシャルプラットフォームやラジオ、ポッドキャストなどで活動しているクリエイター、ソーシャルオーディオで活躍したいと考えている新人クリエイターも応募できるといいます。
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応募に必要とされる主な条件は以下の通りです。
・18歳以上であること
・アカウントに5,000人以上のアクティブなフォロワーがいること
・プログラムのフェーズ1時点では米国に居住していること
・毎週最低2つのスペースのホストを務めることができること
・アカウント名、経歴、プロフィール写真、ヘッダー画像を含む完全なプロフィールを持っていること
プログラムの期間は3か月で、その後、新たな参加者の募集が開始されます。
プログラムの審査に合格した参加者は、毎月2500ドル(約28万円)を受け取ることができるほか、自分のスペースのプロモーションに使用することができる広告クレジットを受け取ることができます。また、Twitterのプロダクト開発者とのバーチャルキックオフ、新プロダクトへの早期アクセス、他の参加クリエイターとの交流などの特典も与えられます。
ツイッターは今年5月にスペースを正式リリースして以降、「チケット制スペース」による収益化や「スペース専用タブ」の追加など、継続してアップデートを行っています。Instagramの「ストーリー」に似た「フリート」は失敗に終わってしまいましたが、スペースでソーシャルオーディオという分野での成功を狙って