【告知】Media InnovationをDAO化していきたいのです

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Media Innovation(以下、MI)の土本です。もう新年も7日目ですが、今年も良いコンテンツを届けていきたいと思っておりますので、引き続きお付き合いいただければと思います。

2019年にスタートしたMIも早くも3年が経過しました。手作り感が満載ですが、有り難い事に業界では一定の認知をいただけたのではないかと思っております。

元々のコンセプトはメディア業界のコミュニティを作りたいという事でした。企業の垣根を超えて、交流が生まれ、成功事例を相互共有して、業界全体でのより良いメディア作りを促進していく。昔のように、企業秘密として何でも抱えるのではなく、シェアし皆で磨き上げていく、全体のレベルを上げていく、これこそが厳しい市場環境を乗り越える鍵ではないかと思っています。

あらゆる業界がテクノロジーを軸に入り乱れるようになってきました。弊社でもMI以外にも、自動車、ゲーム、アニメ、セキュリティといった分野の業界誌を運営していますが、どこでもブロックチェーンやメタバースは次の重要な鍵になりそうです(この2つは一例に過ぎません)。あらゆる業界で、あらゆる業界の出身者が入り乱れて勝負をすることになります。その中で、強固なコミュニティがあり、情報流通が盛んな業界から勝負をするのと、閉鎖的で一社だけで物事を考えている業界から勝負するのでは勝ち負けは見えています。

業界が入り乱れようが、もちろんそれぞれの強みは活かすべきで、メディア業界出身ならではの強さが活きるポイントは沢山あります。有り難くも沢山集まっていただいた、メディア業界の皆さんと力を併せて、この大混戦の世界を楽しんでいければと思います。

Media InnovationをDAO化していきたいのです

前置きが長くなりましたが、2022年はMIをDAO化していくという目標を持っています。DAOは自律分散型組織と言われます。良い文献が沢山あるので検索してもらった方が早いと思いますが、貢献の可視化、報酬の支払い、ルールの執行といった事が、ブロックチェーンによって自動化・透明化できるようになった事が背景にあります。

そもそもブロックチェーンは自律分散型のネットワークです。中央集権的に誰かの指示に従う分散したコンピューターではなく、お互いがお互いを承認し合うことにより成立するネットワークです(トラストレス)。組織もこのようなネットワーク型になり、誰でも参加でき、フラットな関係性で、得意分野を活かして働いて、透明性のある報酬の支払いを受ける、偉い人の気まぐれではなく、ルールベースで執行される、というのがDAOの理想論なんだろうと思います。

もちろんMIは株式会社イードがお金を出して運営されている事業体で、特に儲かっているわけでもないので、上記のようなDAOに移行できるかというと道のりは長いと思います。が、「誰でも参加でき、フラットな関係性で、得意分野を活かして」というくらいであれば実現できそうです。貢献に対して報酬を支払うことも一定は可能でしょう。まずはそんなところを目指したいと思います。

MIはメディア業界のコミュニティを作る事を目指してきましたが、これからはメディア業界のコミュニティがMIを作っていく。

そんな感じでしょうか。皆さんがメディア業界に向けて何かをやろうとした際に、その場にMIがなれば素敵だなと思います。

MIの運営チームはSlackでワイガヤと、メディアを語りながらコンテンツを作っていて、それが結構楽しくて、それを皆さんと分かち合いたい、という気持ちもあります。

ということで、まずはDiscordのコミュニティを用意しましたので、良ければ参加いただいて、色々とメディア業界のあれこれを話したりしながら、どんなイベントをやったら面白いですかねー? みたいな話がこれからできればと思っているところです。

ひとまず会員限定ということにしたいと思いますので(無料でも結構です)、登録いただいて、下記からご参加をお願いします。長文お付き合いいただきありがとうございました。

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Manabu Tsuchimoto
Manabu Tsuchimoto
デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。

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