New Commerce Venturesがコマース領域特化VCファンドを組成 小売・流通に特化した初の国内VC

New Commerce Ventures株式会社(NCV)は、コマース領域特化VCファンド「New Commerce Explosion投資事業有限責任組合」を組成しました。

New Commerce Ventures株式会社は松山馨太氏と大久保洸平が代表を務め、小売・流通のDX支援を手がけています。松山氏はヤフー株式会社の広告営業を経て、株式会社GYAOへ出向、ネットワーク推進室室長、広告開発部部長として放送局との事業開発や営業企画等に従事。その後、地域課題の解決を目的とした起業を経て、2018年よりYJキャピタル(現Z Venture Capital)に参画し、アクセラレータープログラムCode Republicの共同代表として、シード期のスタートアップ支援に注力しました。

大久保氏は、ヤフー株式会社でYahoo!ショッピングの出店企業へのコンサル営業、サービスEC事業立上げ、広告企画の業務に従事し、CSO(Chief Strategy Officer)室での調査業務も担当。2017年からYJキャピタル(現Z Venture Capital)に参画し、コマース領域を中心としたスタートアップ支援に注力しました。

今回のコマース領域特化VCファンド設立の背景に、小売・流通業界の消費者ニーズに合わせたEC化・オムニチャネル化、自動化や省人化、カーボンニュートラル・サーキュラーエコノミー対応などデジタルトランスフォーメーション(DX)や、サステナビリティトランスフォーメーション(SX)が求められていますが、日本の小売のEC化率は8.1%と先進諸国に比べ低く、デジタル競争力は世界27位になっています。

海外では、領域特化VCによる専門性の高いノウハウやネットワークでスタートアップを支援し、事業会社と繋ぐことでDXを支援しています。国内でも領域特化VCは多く誕生していますが、金融庁「適格機関投資家等特例業者等の届出ファンド一覧」(2022年5月31日現在)による小売・流通に特化した初の国内VCとして、スタートアップの支援、スタートアップと事業会社を繋ぐコミュニティにより、小売・流通業界のDXへ貢献します。

スタートアップに対する支援内容は、コマース領域のブランド・マーケットプレイス・イネーブラーを対象に、シード~アーリーを中心にオールステージのスタートアップに出資し、NCVパートナーによる勉強会や相談会、支援プログラムにより事業成長を支援。スタートアップと事業会社を繋ぐピッチイベントや交流会を開催、POC・導入・協業・資金調達の機会提供により事業成長を支援します。

2023年度にNCVパートナーとの協業で、倉庫・配送・撮影スタジオを備えたEC事業者向けコワーキングスペースを開設するほか、売上実績を基にした融資プログラムを提供します。

事業会社に対しては、スタートアップと事業会社を繋ぐピッチイベントや交流会を開催、POC・導入・協業の機会提供し、要望に応じた調査レポートやオープンイノベーションプログラムの企画、スタートアップとの協業提案を行います。

また、海外・国内の業界トレンドや最新スタートアップ情報、オープンイノベーション事例など、オープンイノベーションに有益な情報を提供します。

【New Commerce Ventures株式会社 概要】
社名    :New Commerce Ventures株式会社
代表者名  :松山馨太・大久保洸平
所在地   :東京都品川区
Webサイト  :https://newcommerce.ventures/
運用ファンド:New Commerce Explosion投資事業有限責任組合

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Nakashima Takeharu
「佐賀経済新聞」編集長。県内で開催のアジア最大級の熱気球大会では広報・メディア対応とネットコミュニケーションを担当。

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