ADKマーケティング・ソリューションズ、ジェイアール東日本企画、東急エージェンシーの3社がデータマーケティング領域の新会社発足

株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ、株式会社ジェイアール東日本企画、株式会社東急エージェンシーの3社は、データマーケティング領域での共同取り組みを行う新会社「株式会社Data Chemistry(データ・ケミストリー)」を発足しました。 目次 新会社発足の背…

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ADKマーケティング・ソリューションズ、ジェイアール東日本企画、東急エージェンシーの3社がデータマーケティング領域の新会社発足
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株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ、株式会社ジェイアール東日本企画、株式会社東急エージェンシーの3社は、データマーケティング領域での共同取り組みを行う新会社株式会社Data Chemistry(データ・ケミストリー)を発足しました。

新会社発足の背景

昨今、消費者行動はさまざまな側面からデータで捕捉できるようになり、広告主企業が顧客と直接つながり、膨大な顧客データを保持するようになると、そのデータを活用したマーケティングを実施したいという要望が寄せられるようになってきました。

この環境変化を背景に3社は、データマーケティングの協調領域において業務や費用の効率化を図る取り組みを共同にて行い、提案力や競争力を高め、広告主企業への提供価値を高めることができると判断し、株式会社Data Chemistryを発足しました。3社によるデータ・マネジメント・プラットフォーム(DMP)の共同開発およびその活用を加速していくとしています。

新会社の概要

特にコミュニケーション領域におけるデータマーケティングでは、ターゲットのプロファイルを精緻に描くことができるシングルソースの「詳細なパネルデータ」と量的な検証が可能である「膨大な全数データ」の、相互活用が重要となっています。

3社は新会社前身の株式会社アクシバル(ADK MS100%出資会社)が保有する「パネルデータ」による分析・プランニングの実績・知見を活かしながら、さまざまな「全数データ」を格納し、データ連携・分析を行うためのDMPを構築しました。

今後、Data Chemistryは、生活者意識、メディア接触、購買行動の3つのデータを統合し、ユーザーのプロファイリングやメディア接触と購買の関係を分析する基礎となる調査パネルデータ「3Dデータベース」と、メディア接触ログ等の全数データ「DC Catalyzer」とを組み合わせた2つのソリューションエンジンで顧客データの分析を行うことで、既存顧客の理解を深めるとともに、新たな見込み顧客の獲得まで対応するとしています。

Data Chemistryが提供するサービス

・「3Dデータベース」によるターゲットの可視化
・「DC Catalyzer」を使った自社顧客データと外部データの統合
・「DC Catalyzer」を使った配信によるターゲットに対するデジタルアプローチ
・「3Dデータベース」「DC Catalyzer」による効果測定

提供にあたり、異なる得意領域を有する3社の知見を活用するとしています。

・ADK MSのパネルデータによるターゲット深耕~プランニングの実績
・jekiの“移動者”という生活者行動に関する知見
・東急エージェンシーの独自ターゲット・クラスタリングの技術ノウハウ

【株式会社Data Chemistry 概要】
(1) 名称 株式会社Data Chemistry
(2) 所在地 東京都港区西新橋3-15-12 西新橋JKビル4階 7階
(3) 取締役 代表取締役社長 沼田 洋一
 取締役 真弓 省吾
 取締役 弓矢 政法
(4) 事業内容 DMP構築、各種データ分析・プランニング
(5) 資本金 75百万円

《Nakashima Takeharu》

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Nakashima Takeharu

Nakashima Takeharu

「佐賀経済新聞」編集長。県内で開催のアジア最大級の熱気球大会では広報・メディア対応とネットコミュニケーションを担当。

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