新型コロナウイルス感染症でメディア消費習慣に変化…生活優先順位を反映

Teads Japan株式会社は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)状況下での消費者のメディア視聴習慣を、カテゴリー全体のコンテンツ消費傾向を解析するツール「Teads Media Barometer」を通じて分析し、発表しました。 分析の対象は、3月から4月中旬までの30日間。最も…

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新型コロナウイルス感染症でメディア消費習慣に変化…生活優先順位を反映

Teads Japan株式会社は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)状況下での消費者のメディア視聴習慣を、カテゴリー全体のコンテンツ消費傾向を解析するツール「Teads Media Barometer」を通じて分析し、発表しました。

分析の対象は、3月から4月中旬までの30日間。最も多く読まれた記事や最も急成長したトピックを分析し、オンラインで消費者が興味関心を持ったデータを明らかにしました。

その結果、日本政府(内閣府、経済政策)に関連するコンテンツが62ポイント増加。企業情報と職業(キャリア)は27ポイント増加し、関心の高さがうかがえます。

健康、ダイエットに関連するコンテンツは40ポイント、エクササイズ27ポイント、食事と栄養に関連する健康も10ポイント増加しました。料理に癒しや安堵を求める傾向があり、レシピや食材関連のコンテンツが10ポイント上昇しています。

自粛中のエンターテイメントについての分析では、ビデオゲームのコンテンツが60ポイント増加しています。テック・コンピューターコンテンツは15ポイント増加しました。リサーチ期間中、不要不急の外出を避けることを求められた結果、ホームインテリアへの興味が15ポイント増加。移動手段の一つである自動車コンテンツにも関心が集まり、10ポイントの上昇傾向となっています。

こうした結果から、コロナウイルスが消費者のメディア消費の習慣や行動、デバイスにも変化をもたらしていると考えられます。安全、自己実現ニーズに関連するコンテンツの消費もそれぞれ16ポイントずつ増えており、平均よりも増加傾向が見られました。生活優先順位の変化を反映した結果になったと言えそうです。

2020年1月以降、パブリッシャープラットフォームにて、トラフィックの成長指数が最大62ポイント増加したこともわかっています。

※Teads2020年Media Barometer調べ

《s.m》

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