LINE株式会社は、NEWSの祭典「LINE NEWS Presents NEWS AWARDS 2020」を開催し、「LINEユーザーに支持されたメディア」と「LINEジャーナリズム賞」を発表しました。
「LINE NEWS Presents NEWS AWARDS 2020」は、LINE NEWSが独自の基準により、各分野でNEWSになった2020年の話題の人や、新しい切り口や見せ方でLINEユーザーの心を動かした記事、LINEユーザーに支持されたメディアを選出・表彰するアワードです。今年はコロナ禍での開催となったことから、初のオンライン配信で実施しました。
目次
LINEユーザーに支持されたメディア
「LINEユーザーに支持されたメディア」は、外部メディアに向け、LINE公式アカウントを使ったニュース配信機能を提供する「LINEアカウントメディア プラットフォーム」に参画する345のメディアから選出。ユーザー満足度を独自の指標でランキング化した「エンゲージメントランク」により、スコアが高かった13ジャンルのメディアを表彰しました。
13メディアのうち初受賞は、暮らし・学び部門の「ママスタ」、女性部門の「Web eclat」、ニュース報道部門の「共同通信」、地方メディアII部門の「下野新聞」、地方メディアIII部門の「秋田魁新報」、ビジネス・テック部門の「PRESIDENT」の6媒体。芸能・社会部門を受賞した「NEWSポストセブン」は、5年連続での受賞となっています。
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2020年にLINEユーザーに支持された各部門の上位5媒体も発表しています。
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LINEジャーナリズム賞
「LINEジャーナリズム賞」は、昨年より、メディアだけではなく優れた記事そのもの、その記事を書いた個人に焦点を当てるために実施しています。対象は、LINE NEWSで2020年に配信された220万本を超える記事。特別アドバイザーは、インターネットメディア協会理事/白鴎大学特任教授の下村健一氏が務めました。
ベースは記事閲覧数、ユーザーのアクションなどとし、「新しい角度で物事を取り上げた」「新しい見せ方で伝えた」「読んだ人の心を深く動かした」といった観点から10記事を独自に選出し、特に優れた1記事として、琉球新報・田吹遥子記者の『戦争の記憶、いかに次世代へ?Coccoが明かす「祖父母の教え」』が受賞しました。
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語り部の継承者不足問題などに対して、Coccoさんの持つ「歌うことで伝える」や「身近なところから伝える」という考えやアクションを通じて、より幅広い世代に対して戦争について考える機会をつくり出し、基地問題などにも触れながら過去・現在・未来の「沖縄」を課題意識をもって伝えているといった点が受賞の理由となっています。
今年は、コロナ禍の情報流通をめぐる課題をテーマにしたLINEのトークセッション「Media×Platform 情報流通のニューノーマルとは」も開催しました。なお、賞式の様子は2020年12月31日までアーカイブ配信を実施しています。