扶桑社は、Z世代の未来をつくる新経済メディア「Future Leaders Hub」を2025年10月に創刊すると発表しました。メディア運営のパートナーとして、アナログPRが参画します。未来を担う若者と企業が共に新しい価値を創出し、次世代のリーダーを育成するプラットフォームを目指します。
新メディア「Future Leaders Hub」は20代前半、特に学生をメインターゲットとし、若い視点で「経営」「キャリア」「ビジネスの未来」を深く掘り下げ、次世代のリーダーを育成することを目的としています。
同社は、これからの社会を牽引するZ世代が旧来のキャリア観や成功モデルとは一線を画す新しい価値観を育んでいる一方で、既存のビジネスメディアの多くは30代から50代の読者層を中心としており、Z世代が真に求める情報や彼らの視点に立った深い洞察を提供する場が不足していると指摘しています。
「Future Leaders Hub」の大きな特徴として、Z世代がコンテンツ制作に参画する機会を設ける点が挙げられます。企画会議への参加や経営者への取材、コラム執筆などを通じて、Z世代のリアルな視点や価値観をメディアに反映させていく予定です。この体制により、単なる情報提供に留まらず、「若者の視点」と「経営者の知見」を融合させ、未来を担う人材と企業の成長を支える「共創の場」となることを目指しています。
同社は「Future Leaders Hub」を通じて、若者が未来を自由に描き、挑戦できる社会の実現に貢献していくとしています。Z世代が企画・取材・執筆に参画する仕組みは、情報の受け手から担い手への転換を促すと考えられ、メディア企業にとっても次世代との共創による編集モデルの構築を示唆する取り組みといえるでしょう。