民放公式テレビ配信サービス「TVer(ティーバー)」が、2025年12月の月間ユーザー数で4,460万ユニークブラウザを記録し、過去最高を更新しました。前年同月比で約114%の成長を達成し、動画配信サービスとしての存在感を一層強めています。
月間動画再生数は6.5億回、3カ月連続の記録更新
2025年12月の月間動画再生数は6.5億再生を記録し、3カ月連続で過去最高を更新しました。この成長は、従来のドラマやバラエティ番組に加え、スポーツ番組を視聴するユーザーが増加したことが大きな要因となっています。
特筆すべきは、コネクテッドTVにおける月間動画再生数が過去最高の2.1億再生を記録し、初めて2億回を突破したことです。テレビデバイスでの視聴が定着しつつあることを示す重要な指標となりました。
10月期ドラマと大型特番が視聴を牽引
12月の再生数を牽引したのは、10月期ドラマの「じゃあ、あんたが作ってみろよ」「良いこと悪いこと」などの人気作品です。これらのドラマは引き続き好調な視聴を維持しました。
バラエティ番組では、「名探偵津田」の最新作・過去作を配信した「水曜日のダウンタウン」が再生数を牽引。「アメトーーク!」「月曜から夜ふかし」などの定番人気番組に加え、「M-1グランプリ 2025」「2025FNS歌謡祭」といった大型特番も多くのユーザーに視聴されました。
スポーツコンテンツの視聴が大幅に増加
今回の記録更新において注目すべきは、スポーツコンテンツの視聴者増加です。「第104回 全国高校サッカー選手権大会 全国大会」の1回戦・2回戦の再生数が好調で、スポーツ番組がTVerの成長を支える新たな柱となりつつあることを示しています。決勝戦は2026年1月12日(月・祝)に行われる予定です。
メディアビジネスとしての持続可能性
TVerの成長は、民放各局が制作した安心・安全なテレビコンテンツを完全無料で提供するビジネスモデルが、視聴者に受け入れられていることを示しています。パソコン、スマートフォン・タブレット、テレビアプリで常時約800番組の見逃し配信を提供し、スポーツ等のライブ配信、民放5系列のゴールデン・プライムタイムを中心とした番組のリアルタイム配信(地上波同時配信)を実施しています。
コネクテッドTVでの視聴が2億回を突破したことは、テレビ受像機を通じた視聴習慣が定着しつつあることを意味します。これは広告ビジネスの観点からも重要な指標であり、テレビCMと同様の視聴環境での広告配信が可能になることで、広告主にとっての価値が高まります。
月間ユーザー数の前年比114%成長は、既存ユーザーの定着に加え、新規ユーザーの獲得が順調に進んでいることを示しています。特にスポーツコンテンツの視聴者増加は、これまでドラマやバラエティを中心に視聴していた層とは異なるユーザー層の開拓に成功していることを意味します。





