おはようございます、Media Innovationの多賀です。テレビ東京のニュース番組『ワールドビジネスサテライト』出演者が番組内でマスクを着用することを決め、話題になっています。マスクを着用することが当たり前になった今、この決断は大きな意義がありそうです。
「Media Innovation Newsletter Daily Edition」では毎朝、メディア関係者必読のニュースや、Media Innovationに掲載されたオススメ記事を紹介していきます。
目次
1月21日の注目記事チェック
まずはMI編集部員が見つけたメディア関係の注目記事をご紹介します。
元テレビ局報道記者だった医師が、2020年の自殺報道について思う(ハフポスト)
テレビ局で報道記者として働いていた経歴を持つ医師 佐藤知世さんが、新型コロナウィルスの流行で悲しい話題の多かった2020年の自殺報道を自身の経歴も踏まえて振り返っています。自殺報道が新たな自殺を誘発する「ウェルテル効果」への懸念から、WHOのガイドラインに沿った報道が強く求められているとする一方、責任ある自殺報道は自殺を予防する効果を持つことにも触れ、メディアの社会的な役割を考察しています。
ウィキペディア20年 ワンクリックで育てる民主主義(SWI swissinfo.ch)
1月15日に設立20年を迎えたウィキペディアは、民主主義の発展に貢献したのか。スイスメディアの記事です。デジタライゼーションが専門の研究者サラ・ゲンナー氏は、インターネットの発達によって自動的に政治が民主化するだろうという人々の期待は必ずしも実現していないと指摘。知識格差や政治権力による検閲など、インターネットが果たす役割について考える手助けとなる記事です。
2020年「最もシェア拡散された広告・PR施策ランキング」 から見るコロナ禍の各企業の成功事例(MarkeZine)
2020年、どのような広告がシェアされ、エンゲージメントを集めたのでしょうか。注目すべきは新型コロナウイルスにまつわる情報や、昨年は楽しむことが難しかったレジャー施設の発信。また、個人クリエイターやインフルエンサーとの協力の重要性を踏まえ、2021年に成功するマーケティングの可能性を探っています。
「恋つづ」1841万回再生…テレビ離れにあらず、完全定着した見逃し視聴(読売新聞オンライン)
オンライン開催となった米家電・技術見本市「CES」に見た可能性と限界(朝日新聞デジタル&M)
”台湾の頭脳”オードリー・タンも認める日本人開発者…その実績と思考(PHP新書)
1月21日のMIオススメ記事
ここからはMIに掲載された記事を紹介します。
米国では約半数がSNSに掲載されたニュースを情報源として利用・・・その一方59%が内容を信用せず【会員限定】
SNS利用に関する調査で、米国民の半数以上がSNSに掲載されるニュースを日常的に利用しているものの、大半がその情報の質を疑問視していることが分かりました。さらに、その情報が「混乱をきたした」とする傾向が2020年に強まっており、新型コロナウィルスに関連して真偽不明の情報がSNS上に溢れた影響がうかがえます。しかし、数字を見れば依然として少なくない割合のユーザーが、SNS上の誤った情報を信用してしまう可能性がありそうです。
【テレビ東京】ビジネス力もデジタル力もTVが求める”アイデア力”、逆境を楽しむ発想が見たい…メディア就活最前線 #4【会員限定】
テレビ局にもデジタルシフトの動きが強まるなか、独特の存在感を放つテレビ東京がどのような人材を欲しているのか。テレビ東京の人事担当 野中氏へ取材しました。これからのテレビ局に求められる「アイデア力」と、テレビ東京で働く魅力をお話しいただきました。
ヤフー、約3年で100%再生可能エネルギー化を目指す「2023年度 100%再エネチャレンジ」を宣言
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本日はここまでです。今日も一日頑張っていきましょう!
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