おはようございます、Media Innovationの多賀です。音楽ユニットPerfumeの振り付けを3Dデータ化したデジタルアートがNFTアートとしてオークションに売り出されるとのこと。個人的には、Perfumeのテクノな雰囲気とマッチした印象的な取り組みだと感じました。
「Media Innovation Newsletter Daily Edition」では毎朝、メディア関係者必読のニュースや、Media Innovationに掲載されたオススメ記事を紹介していきます。
目次
6月15日の注目記事チェック
まずはMI編集部員が見つけたメディア関係の注目記事をご紹介します。
香港で「反政府的な映画」が上映禁止、中国が締め付け強化 (Forbes Japan)
香港政府が、「国家の安全を脅かす可能性がある映画」を禁止しました。これは、中国本土と同様のルールとのことで、これまで欧米同様のルールだった香港での規制強化は、ハリウッドなどの外国映画業界にとって打撃です。香港では反体制の表現の場として映画が用いられていましたが、既にドキュメンタリー映画を中心に上映中止となるなど影響が出ているようです。
グーグルがEUの圧力を受けAndroid検索エンジンの選択画面オークションを廃止、無料化へ (TechCrunch)
グーグルは反トラスト法の施行でEUから制裁金を課された際、Android端末で提示される検索エンジンの選択肢をオークションで決定するという形式を採用。しかし、小規模な検索エンジンデベロッパーにとっては不公平なシステムであることには変わりなく、廃止となりました。今後は、一定の基準を満たした検索エンジンをランダムに表示するとのこと。
2021年、世界の広告売上高は前年比14%増で過去最高に。従来型メディアに勝算なし、大手IPG最新予測 (Business Insider)
米政府、ナイジェリアの「ツイッター禁止令」解除を要求 (Forbes Japan)
デジタルIDへ独自の道を歩む欧州、危ぶまれる実現性 (TechCrunch)
米アップル、法的要求による情報提供に制限 前政権下の調査受け (Forbes Japan)
不適切な配信を防ぐだけでなく、効果の最大化も実現 日本でもサービス開始の『DVオーセンティック・アド』とは? (アドタイ)
Yahoo!ニュース トピックスにおける自社(ヤフー)ニュースの取り扱いについて (newsHACK)
TikTokが米国ユーザーの「顔写真や声紋」を含む生体情報の収集を表明 (TechCrunch)
「ヒューマンバグ大学」生みの親とBitStarが語る、YouTubeのトレンドと企業による活用方法 (MarkeZine)
ハッカー集団が“偽の映画配信サイト”を構築、そこまで手間をかけてユーザーを誘い込む動機 (Wired)
6月15日のMIオススメ記事
ここからはMIに掲載された記事を紹介します。
フェイスブック、エチオピアの総選挙に向けた取り組み内容を公開・・・デジタルリテラシーの向上やヘイトスピーチの抑制に取り組む【会員限定】
今月21日に予定されるエチオピアでの総選挙に向け、偽情報の拡散防止や政治広告の透明性などについて対応を強化することを発表しました。このキャンペーンでアクティブ化されるオペレーションセンターは、2018年に開設されて以来、世界中で主要な選挙が行なわれるたびに運営されてきました。昨年の米大統領選挙以降、ソーシャルメディアの在り方についてはより一層注目が集まっており、健全なメディアが求められます。
フェイスブック、新たなAIプロジェクト「TextStyleBrush」を開発・・・画像内のテキストの編集・置き換えが可能に【会員限定】
フェイスブックが公開した新技術では、画像内のテキストと同じフォントで他のテキストを表示できます。スマホのカメラを利用したリアルタイム翻訳などで自然な表示が行えるだけでなく、ディープフェイクによる偽造テキストの対策にも役立てたい考えです。
英競争当局、グーグルのプライバシーサンドボックスに関して広く意見を求める「パブリックコンサルテーション」を実施【会員限定】
ヘッドレスCMSのContentstackが新たに5,750万ドルの資金調達・・・「次世代型CMS」への注目が集まる【会員限定】
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本日はここまでです。今日も一日頑張っていきましょう!
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