LINE株式会社は、NEWSの祭典「LINE NEWS AWARDS 2021」を開催し、「LINEメディア賞」と「LINEジャーナリズム賞」を発表しました。
「LINE NEWS AWARDS 2021」は、LINE NEWSが独自の基準で選出・表彰するNEWSの祭典です。芸能、文化、スポーツ、音楽など各分野でNEWSになったその年を彩る“話題の人”を表彰する「話題の人賞」、社会課題を工夫して伝えた“記事”を表彰する「LINEジャーナリズム賞」、LINEユーザーに支持された“メディア”を表彰する「LINEメディア賞」の3部門を表彰。今回、3部門から「LINEメディア賞」と「LINEジャーナリズム賞」が発表されました。
目次
LINEジャーナリズム賞
「LINEジャーナリズム賞」は、朝日新聞withnewsの記事で、三浦英之さん(記者)、丹治翔さん(編集)の『「DASH村」人が住めなくなって10年、春には学校も…時計は止まったまま』が受賞しました。
原発事故により、かつて「DASH村」として親しまれた場所が「帰れない村」となって10年。「テレビの中のDASH村」ではなく「旧津島村」に生きる人々の実情を丁寧に記しています。また、ドローンでの空撮動画なども挿入し、現地の状況を立体的に伝える記事となっています。
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同記事は、2021年にLINE NEWSで配信された記事の中から、記事閲覧数・ユーザーのアクションなどをベースに、「LINEで社会課題を工夫して伝える」という観点に基づいて10記事を選出した中から、特に優れた1記事として表彰されました。
「LINEジャーナリズム賞」の特別アドバイザーは、元TBS報道キャスターで白鴎大学特任教授の下村健一氏、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授の治部れんげ氏、ウェブメディア「DANRO」編集長の亀松太郎氏、NPO法人自殺対策支援センターライフリンク代表の清水康之氏です。
LINEメディア賞
「LINEメディア賞」は、「婦人公論.jp」が女性部門で参画から約1年半で初受賞。芸能・社会部門では「女性自身」が、2015年に参画以来の初受賞となりました。ニュース報道部門は「朝日新聞デジタル」が2年ぶり4回目、ビジネス・テック部門の「ハフポスト日本版」は4年ぶり2回目の受賞となっています。
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「LINEメディア賞」は、370以上のメディアがニュースを配信する「LINEアカウントメディア」への参画メディアを13ジャンルに分け、各メディアの配信に対するユーザーの満足度を独自の指標で「エンゲージメントランク」としてランキング化。1年を通して、各ジャンルで特に高い支持を得たメディアを表彰しています。記事単体のアクセス数ではなく、ユーザー満足度を基にメディアを表彰することで、アクセス数に偏重しないコンテンツ流通が広がることを目指しているとのことです。
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