オトナル、リスナーのシチュエーションを推定するユーザー行動解析SDK「NumberEight」を販売開始

株式会社オトナルは、英国発のアドテクノロジー会社 NumberEight Technologies Ltd.と音声アプリを対象とした日本国内での独占販売契約を締結し、ユーザー行動解析SDK「NumberEight(ナンバーエイト)」の販売を開始しました。 「NumberEight」は、AIを活用し、ユーザー…

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オトナル、リスナーのシチュエーションを推定するユーザー行動解析SDK「NumberEight」を販売開始
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株式会社オトナルは、英国発のアドテクノロジー会社 NumberEight Technologies Ltd.と音声アプリを対象とした日本国内での独占販売契約を締結し、ユーザー行動解析SDK「NumberEight(ナンバーエイト)」の販売を開始しました。

「NumberEight」は、AIを活用し、ユーザーのリアルタイムなシチュエーションを解析するユーザー行動解析SDK(ソフトウェア開発キット)です。スマートフォンやタブレット端末の内部センサーデータと情報を用いて、サービス利用者のデータを解析。75以上のオーディエンスタイプ(興味関心・趣味嗜好等)と200以上のシチュエーションタイプ(行動種類)に分類します。

音声アプリを運営するパブリッシャーは、アドサーバーやSSPと、「NumberEight」の分析結果から得られたシチュエーションタイプを連携し、ユーザーのリアルタイムなシチュエーションに最適な広告を配信することができます。ユーザーの行為を解析することで、広告の費用対効果を最大化することが可能です。

NumberEightを活用した実際の事例では、広告主のユーザーターゲティングでの精度(アドレッサビリティー)が5倍に向上。広告在庫のCPM(Cost Per Mile)の最大化により、パブリッシャーの広告収入が30%増加しました。

NumberEightのSDKは、どのカテゴリーのアプリにも導入可能です。音声アプリ以外に、ゲームやニュース、娯楽(漫画アプリなど)、SNS、コミュニケーションに関するアプリにも対応します。

NumberEightのユーザーシチュエーション分析

高度なアプリユーザーのシチュエーション推定

アプリユーザーの詳細な分類に対応。スマートフォンやタブレットの内部センサー、端末内の情報を用いて、75以上のオーディエンスタイプと200以上のシチュエーションを推定することが可能です。

端末内のセンサーデータを利用し、行動を判別することで、移動状況、飲食状況、リアルタイムな天候などを推定できます。例えば「在宅勤務中」の場合、時間帯や端末の位置などを使用して在宅勤務中であることを推定します。「コーヒー愛好家」というオーディエンス分類の場合には、週に複数回カフェを訪ねるユーザーであるというデータをもとに判断されます。

インサイト分析

ユーザーをオーディエンスタイプ(興味関心・趣味嗜好等)で分類し、そのオーディエンスの特徴を提示。提示されたオーディエンスの特徴の利用により、「このオーディエンスはこのような商品が好き」であるというインサイト・情報が提供されます。

詳細なターゲティング分析

アプリの広告枠の最適化のために、アプリ内の行動である「動画再生開始」や「音声コンテンツの聴取を途中でやめてアプリを閉じた」などに対し、「マーク」というイベント設定を行うことが可能です。

「マーク」により、NumberEightが提供する他のデータと組み合わせてユーザーにアプローチする新しい方法を見つけることができます。

個人情報・プライバシーへの配慮

利用者の分析は、スマートフォン端末で完結。ユーザーを特定できるID(個人情報)に触れません。独自AI解析で端末内のセンサーを分析することで、利用者のシチュエーションとオーディエンスタイプをIDと紐付けずに、端末の情報から推定できるため、個人情報・プライバシーに配慮しながら、ハイレベルなシチュエーションデータを活用することができます。

音声アプリを運営するパブリッシャー側では、NumberEightのデータをアプリ側のファーストパーティーデータに加えることで、広告配信をより強化することが可能です。PII(Personally Identifying Information=個人を特定できる情報)とIDを渡さずに、利用者に適した広告配信を実現します

NumberEightの活用方法

NumberEightのシチュエーションデータを広告ターゲティングに活用することで、ユーザーの状況を俯瞰的に捉えた広告配信ができ、音声広告の効果を最大化することができます。

また、アプリの利用分析に、シチュエーションデータやオーディエンスデータを活用することで、アプリユーザー像の解像度をより高め、アプリの改善に活用できます。

《s.m》

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