米国のメディア企業で組合を結成し、経営陣との団体交渉に望むケースが非常に増えています。新型コロナウイルス感染症の拡大移行の経営状況の不安定さによるレイオフが頻発したことや、社内での人種間や男女間の格差が依然として蔓延している事もスタッフの団結を後押ししています。
世界を代表するメディア企業であるニューヨーク・タイムズ・カンパニーも例外ではなく、今まさに組合と経営陣が待遇を巡って交渉を続けています。そんな中で、同社の組合も加盟するThe NewsGuild of New Yorkが、同社における人種間の人事考査に格差があるというレポートを発表しました。