SMNとオプト、コネクテッドTV広告のシナジー効果を実証 コネクテッドTV広告は有効

SMN株式会社と株式会社オプトが共同で、テレビCMとコネクテッドTV(CTV)広告のシナジー効果を検証し、CTV広告で訴求する商品サイトのの来訪単価が、同じ商品のテレビCM接触ユーザーがターゲットのCTV広告配信で、全地点で改善されたと報告しました。 今回、国内大手テ…

企業 その他
SMNとオプト、コネクテッドTV広告のシナジー効果を実証 コネクテッドTV広告は有効

SMN株式会社と株式会社オプトが共同で、テレビCMとコネクテッドTV(CTV)広告のシナジー効果を検証し、CTV広告で訴求する商品サイトのの来訪単価が、同じ商品のテレビCM接触ユーザーがターゲットのCTV広告配信で、全地点で改善されたと報告しました。

今回、国内大手テレビメーカー4社が取得するテレビ視聴データと、SMNが保有するデジタルメディアの接触データをもとに広告配信する「TVBridge」のサービス「Connected TV Data Bridge Ads」を活用し、大手金融企業A社のクレジットカードのCTV広告配信で検証を実施しました。

結果は、全ての成果地点で、A社のクレジットカードに関するテレビCM及びCTV広告に接触したユーザーのTOPページ、商品詳細ページ、商品申込完了ページの来訪単価が、同じ商品のCTV広告のみに接触したユーザーのページ来訪単価を下回りました。テレビCMとCTV広告での同じメッセージの発信がユーザーの商品認知獲得に寄与し、ノンクリッカブルな広告でもWebサイト来訪ユーザーを増加させ、ページ来訪単価を改善したと考えられるとしています。

今回の検証で、ユーザーの認知獲得には、CTV広告単体でのオーディエンスターゲティングよりも、当該商品のテレビCMに接触したユーザーをターゲットにする方が有効になるとしており、同社が提供する「TVBridge Ads」のテレビCM接触・非接触ユーザー判定機能の活用で、テレビCM接触ユーザーを対象にしたCTV広告の配信ができるとしているほか、「TVBridge Ads」でのCTV広告接触後のサイト来訪ユーザー数、商品購入ユーザー数などを計測し、CTV広告効果の可視化ができるとしています。

《Nakashima Takeharu》

関連タグ

Nakashima Takeharu

Nakashima Takeharu

「佐賀経済新聞」編集長。県内で開催のアジア最大級の熱気球大会では広報・メディア対応とネットコミュニケーションを担当。

特集