カリフォルニア州で6月28日、ChatGPTツールの開発元であるOpenAI社に対し、AIツールのトレーニングのためにインターネットから十分な通知や同意なしに個人情報を収集し、漏洩させたとして、サンフランシスコのカリフォルニア連邦裁判所に集団訴訟が起こされました。
同社はAIモデルを学習させるために、スナップチャット社の画像や位置情報、スポティファイ社の音楽の好み、カード決済処理会社ストライプ社の財務情報、セールスフォース社傘下のSlackやマイクロソフト・チームの個人的な会話など、インターネット上の3億の単語をスクレイピングし、数百万人のプライバシーと知的財産を侵害したと主張しています。この請求では、マイクロソフト社自身も被告として名を連ねています。