【メディア企業徹底考察 #140】苦戦続くトップカルチャー、持続可能な書店は実現可能か?

TSUTAYAのメガフランチャイジーである株式会社トップカルチャーが、曲がり角に差し掛かりました。

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TSUTAYAのメガフランチャイジーである株式会社トップカルチャーが、曲がり角に差し掛かりました。

2023年10月に固定資産の減損損失4億3,000万円を計上。9億9,700万円と予想していた純利益は、13億7,600万円(前年同期は2億7,200万円の純損失)まで膨らんで着地しました。

12月14日に資本金の額を23億4,200万円から1億円に引き下げました。

この会計処理は主に業績が悪化した企業が行うもので、累積赤字の補填や節税効果に期待できます。赤字を出し続けていたトップカルチャーは、利益剰余金が16億4,300万円のマイナスになっていました。

コワーキングスペースの出店や文具・雑貨ジャンルでレンタル事業縮小の穴を埋める計画でしたが、立て直しを図ることができませんでした。新しい書店のモデルを確立し、再成長に向けてスタートを切りました。


《不破聡》

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