日本経済新聞は、2024年4月1日(月)より、紙面の全面刷新を行うことを発表しました。このリニューアルでは、国内外のビジネスやイノベーションの動きを、イラストや表などのビジュアルコンテンツを用いて、より広く、深く伝えることを目指しています。また、科学情報の提供も拡充し、政策を含めた多角的な報道を強化する方針です。
具体的には、本紙朝刊のビジネス面を「ビジネスデイリー面」として刷新し、平日は原則として2面から3面へと増ページします。これにより、企業ニュースや分析・解説型のビジュアルコンテンツを、よりタイムリーに読者に提供することが可能となります。
科学情報に関しては、「サイエンス・フロンティア面」を拡充し、毎週火曜日に掲載されます。学術界の研究成果から科学技術政策まで、科学界の最新ニュースをイラストなどを交えて分かりやすく伝えることで、読者の理解を深めることを目指しています。
さらに、毎週日曜日に掲載される「グローバルアイ面」を「Asia Views面」に刷新し、アジアの現状を英文メディア「Nikkei Asia」から選りすぐったコンテンツを翻訳して提供します。
新たに設けられる「ビジュアルストーリー面」では、隔週月曜日に、日経電子版で公開されているドキュメンタリーやテレビ東京系列局の地域経済情報など、映像コンテンツとグラフや写真を組み合わせたビジュアルコンテンツを紹介します。
教育関連の紙面も刷新され、「教育のあす面」は毎週月曜日に、現場関係者や保護者向けに、また「大学のいま面」は毎週水曜日に、大学と学生の選択肢について考える内容で更新されます。
この紙面刷新は、有料会員限定の日経電子版紙面ビューアーでも確認することができます。日本経済新聞は、この刷新を通じて、読者にとってより魅力的で価値ある情報を提供することを目指しています。