マイボイスコム株式会社（東京都千代田区、代表取締役社長：高井和久）は、2024年5月1日から7日にかけて、6回目となる『新聞の折込チラシの閲覧』に関するインターネット調査を実施しました。本調査では、新聞折込チラシの閲覧状況や電子チラシの利用状況について詳細に分析しています。
まず、新聞購読者のうち折込チラシを見る人は9割弱に達しており、そのうち「ほぼ毎日見る」と回答した人は61.9%に上ります。特に60～70代では6割強から7割強が「ほぼ毎日見る」と回答しています。一方、「たまに見る程度」と回答した人は19.8%で、10・20代では3割強に達しています。
次に、折込チラシの内容をよく読むジャンルについて調査したところ、「スーパー」が85.8%と最も高く、「ホームセンター」や「ドラッグストア・薬局」が5割前後となっています。また、折込チラシがきっかけで商品やサービスを購入・利用したジャンルでは、「スーパー」が79.3%、「ホームセンター」や「ドラッグストア・薬局」が各4割弱となっています。特に「ドラッグストア・薬局」は女性40～70代で高い比率を示しています。
折込チラシを見た際の行動については、「折込チラシのお店に行く」が69.8%と最も多く、次いで「折込チラシについているクーポンや割引券を利用する」「キャンペーン期間に商品・サービスを購入・利用する」「商品・サービスについて他の媒体で調べる」が各20%台となっています。特に女性高年代層では「折込チラシを後で見るために保管しておく」「折込チラシについているクーポンや割引券を利用する」が高い傾向にあります。
電子チラシの利用状況については、「よく利用する」「時々利用する」を合わせて5割強が利用していることが分かりました。特に女性50～60代で利用率が高く、女性10・20代では低い傾向にあります。
最後に、ここ2～3年で折込チラシを見る頻度の変化について調査したところ、「増えた」「やや増えた」を合わせて約6%、減った人は約14%、「変わらない」は49.1%となっています。特に10～30代では増えた人の比率が高く、女性10・20代で特に高い傾向にあります。
この調査結果から、新聞折込チラシは依然として多くの購読者に利用されており、特に高齢層での利用が顕著であることが分かります。また、電子チラシの利用も進んでおり、特に女性50～60代での利用が高いことが確認されました。今後も折込チラシと電子チラシの利用動向に注目が集まることでしょう。
