ピアラとジーニーは、2024年12月26日付で資本業務提携契約を締結しました。この提携により、両社はAI技術と広告データを融合し、WEB広告運用の効率化および顧客企業への費用対効果の高いマーケティング支援の提供を目指します。
ピアラは2004年に創業して以来20年間にわたり、1000社以上の企業に対して、ダイレクトマーケティングを中心とした包括的なマーケティング支援を提供してきました。一方、ジーニーは、広告プラットフォームやマーケティングSaaS、デジタルPRなどの事業を展開しています。また、ジーニーのグループ会社であるJAPAN AI株式会社は、国内企業向けにAIソリューションを提供しています。
今回の提携の第一弾として、生成AI活用による広告レポートの自動生成や改善提案を導入します。これまで手作業で行っていた業務を効率化し、人的リソースをより戦略的な業務に集中できる体制を構築します。
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さらに、AIが費用対効果の高いクリエイティブを分析し、新しいクリエイティブを生成することで、制作のスピードと質を向上させます。自動生成したクリエイティブは各媒体プラットフォームへ直接入稿。運用結果を再び広告レポートとして自動生成することで、PDCAサイクルを効率的かつ効果的に実行できるようになります。
本取り組みにより、顧客企業は広告費に対して効果を最大化し、新規顧客層の拡大を加速できます。AIを活用したリアルタイムな効果測定と分析結果を把握して素早く改善策を講じることで、PDCAサイクルを高速化し、継続的な効果向上を図ることが可能です。
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両社は、今回の提携を通じてより多くの成功事例を創出することを目指しています。広告運用の自動化と効率化、ターゲティングとパーソナライズの精緻化、高速PDCAサイクルの実現などにより、顧客企業に対して高い価値を提供する方針です。
今回の資本業務提携により、両社の強みを活かしたAI活用の広告効率化が進み、様々な企業のマーケティング戦略に新たな可能性をもたらすことが期待されます。