テレビ東京とテレビ東京コミュニケーションズは、2024年2月に開始したTVerCMのセルフ出稿サービスが、2025年2月に登録件数1000件を突破したと発表しました。
セルフ出稿サービスは、民放公式テレビ配信サービス「TVer」やテレビ東京公式動画配信サービス「ネットもテレ東」で流すCMの出稿をネットを通じてセルフで完了できるものです。番組検索から見積もり、審査、申し込み、決済までを広告ポータルサイト「テレ東広告」上で完結できる点が特徴です。
1周年を機に、サービスの機能がアップデートされました。出稿プラン数が大幅に増加し、経済代表番組のみに絞ってCMを流す「経済プレミアム」のような人気プランに加えて、「エリア指定パッケージ」や「子ども番組パッケージ」「グルメ番組パッケージ」などが新たに追加されています。
また、決済方法を拡充し、従来からの請求書払いだけでなく、新たにクレジットカード決済を追加。Web広告のように簡単に支払いができるようになりました。これにより、初出稿や少額出稿の際の手続きがスムーズになります。
さらに、出稿データをグラフや表で確認できるレポート機能がマイページから利用可能になる予定です。
1周年を記念して、3月31日までキャンペーンも実施されています。通常は200万円以上の出稿で付帯する「広告認知調査」を、10万円以上の出稿であれば無料で提供するとのことです。
テレビ東京グループは、このサービスを通じてデジタル広告市場での存在感を高めようとしています。CMのセルフ出稿という新しい形態が、広告主にどれだけ受け入れられるか、2年目に突入する今後の展開が注目されます。
