オリグレスは6月11日、オウンドメディア「オリグレスカフェ」を開設したと発表しました。同社はエンターテインメント分野の総合商社であり、新たなメディアはエンタメ業界で働く「人」の魅力を発信することを目的とするものです。
「オリグレスカフェ」は「それぞれの想いがチームになる」をタグラインに掲げ、エンタメを支える一人ひとりの情熱と挑戦にスポットを当て、これまで表に出る機会が少なかった現場の声やプロジェクトの裏側にあるストーリーを紹介していきます。月数回の更新を予定しており、新たなコンテンツを順次展開していく計画です。
同メディアは4つのカテゴリーで構成されています。「キャリアのかたち」では社員一人ひとりの本音に迫るインタビューを掲載し、働く環境や企業文化を紹介します。「わたしの時間」では多様なライフスタイルを持つメンバーの柔軟な働き方にフォーカスし、仕事とプライベートの両立事例を紹介します。
「エンタメのこれから」では、エンタメ施設やIP権利元との協業事例を現場担当者のインタビューで紹介。業界の最新動向やオリグレスが描く未来を深掘りします。「経営とことば」では代表取締役社長の吉武優氏によるコラムやインタビュー、社内外のキーパーソンとの対談を通じて、経営哲学や企業ビジョンを発信します。
同社は「オリグレスカフェ」を通じて3つの価値を提供するとしています。「リアル」を届けることで、社員や協業先、経営層の生の声を飾らない言葉で伝えます。また、「親しみやすさ」を追求し、カフェのように気軽に立ち寄れる読み心地を提供。堅苦しすぎない、親しみやすい文体とデザインが特徴です。そして「未来」を共につくることを目指し、採用・協業・ブランディングを意識したコンテンツ設計を行います。
オリグレスのオウンドメディアは、企業の経営哲学や現場の声を発信するとともに、採用や協業の促進を図る狙いで開設されたものです。近年、様々な企業がブランド価値の向上に向けて独自メディア運営を手掛けており、こうした取り組みは業界内での影響力拡大や人材獲得の鍵となる可能性があります。
